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【櫻井翔・藤森】堀北真希の噂50【藤ヶ谷・藤井】©2ch.net
- 1 :名無しさん@お腹いっぱい。 転載ダメ©2ch.net:2015/06/30(火) 00:42:22.26
- 低視聴率女王 主演映画ヒット無し
偏差値35の低学歴
堀北と言えばオリラジ藤森
偏差値35
そしてやっぱり国立ウンコ事件
前スレ
【櫻井翔・藤森】堀北真希の噂49【藤ヶ谷・藤井】©2ch.net
http://hope.2ch.net/test/read.cgi/uwasa/1434760962/
- 272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 12:54:12.77
- 藤森に嫉妬するトム(・∀・)
けど櫻井はスルーする(´・ω・`)
- 273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 12:54:38.65
- >>271
汚れてんのはこのスレのタレントとそのヲタだろ?
あんな捏造を支持したり大コケした糞ドラマを支持するキチガイは
このスレのタレのファンだけだ
地球上でな(´・ω・`)
- 274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 12:55:35.77
- >>273
犯罪者のお前のことは絶対に許さない
お前はファンを騙して捏造とネガキャンを大量に書き込みこんな捏造スレを立て続けてるアンチに協力した
お前の書いてた話は全部嘘だとみなす
- 275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 12:57:35.29
- >>271
そのファンの人がいたとしよう
しかしその人が、捏造記事や捏造媒体を支持したか?失敗した仕事を支持したか?
そんなことは絶対に無いと思う
やっぱり捏造媒体はスルーだと思うし失敗した仕事とかは触れないと思うな(´・ω・`)
それがファンだよ、少なくても安田さんのファン全て。それが出来てるはずだ(´・ω・`)
というか出来てないのはこのスレのタレのファンだけだ(´・ω・`)
地球上でな(´・ω・`)
だから一番の汚れはこのスレのタレだよ(´・ω・`)
- 276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 12:58:36.18
- >>275
そうやって捏造アンチに協力するお前の話は一切無視する
当然だろ
- 277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 12:58:36.84
- 出て行った顔文字を追いかけてきたニートムw
顔文字の勝ちだね
- 278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 12:59:57.72
- >>276
協力なんてしてねーよ
俺はカプキチと、それを擁護する人間を叩いてるだけだ(´・ω・`)
- 279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 13:00:30.74
- >>277
うむ( ・`ω・´)
- 280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 13:13:11.08
- 藤森に嫉妬してるニートム哀れ
- 281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 13:45:51.62
- ニートムがアンチどころか全堀北ファンにも否定されてるじゃんw
- 282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 13:56:20.69
- >>280
2chで堀北真希の捏造を書き込み続けていた犯人は、書き込みログの流出で安田美沙子ファンの男だと判明
http://netnews00777.blog.fc2.com/blog-entry-1.html
犯人は過去に二つの2ちゃんビューアで女性タレントスレを荒らしてビューアのIDを開示されています。昨年その二つのビューアの書き込みログが流出して、
女性アイドル板安田美沙子スレを立ててファンとして書き込み続けている投稿ログと、女優堀北真希さんの関連スレで大量の自分が創作した嘘を、自作自演ででっち上げ続けている投稿ログが流出しています。
犯人は宮城県在住の安田美沙子ファンの男です。
↓犯人が書き込みに使用していたビューアのIDと書き込みログ
V8ABD2.At7g0QzVI
http://pastebin.com/Bp2Hy0Y1
XmAwcI4XrC2U5G/K
http://pastebin.com/hYFRR064
明らかに嘘の話だろ
汚れ安田美沙子ヲタ
参照
>>227>>228
- 283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 13:59:25.24
- >>282
おまえ顔文字はおまえの言う通り出て行ったんだから来るなよ
帰れよ自分勝手なわがまま野郎
つーか死ね
- 284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 15:07:43.07
- ニートムってうまいこと言うなw
- 285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 16:16:54.34
- 科学誌Natureにおいて先日、遺伝的に多様であることのメリットについて、本格的な調査結果が発表された。
それによれば親戚などの近親ではなく、遠い関係にある両親(異系交配)からは、比較的能力の高い子供が生まれる可能性のあることが判明したという。
35万人の遺伝情報から16項目を調査
研究を進めてきたのがイギリス、エジンバラ大学の研究チーム。彼らは100以上の研究を分析し、世界中のさまざまな場所に住む35万人の遺伝情報をもとに、子供の背の高さやコレステロール・レベル、認識能力、学力など16の生態医学的な特性を比較した。
その結果、背の高さや肺活量、認知能力、学力などの4つの特性において、異系交配のほうがより高いレベルを示した。つまり人種や国籍が異なるなど、遺伝的に遠い関係にある親から生まれた子ほど、学力が高く、背も高い傾向にあるとした。
環境的要因も考慮しても同じ結果
また研究者らは、経済的な状況による子供の育て方などが、この結果に影響を与えないよう、環境的要因も取り入れた調査も実施。
しかしながらそれらの情報を考慮に入れても、遺伝的に多様であることが、4つの特性に影響を与える重要な要素であることに変わりはなかったという。
不明確だった遺伝的多様性のメリット
これまで科学者は遺伝的に近い関係にある人、つまり従兄や親類との間で行わる「近親交配」の影響を論じてきたが、遠い関係にある「異系交配」については研究が進んでいなかった。
またダーウィンによって、遺伝的な多様性が生物の進化を促す上で有効であるとする説が唱えられたが、それを証明する「異系交配」のメリットも明らかされてこなかった。
この研究を率いたPeter Joshi氏はその点について「この多様性が、近親者の両親に共通した負の遺伝子を受け継ぐ機会を減らす、と考えています」と論文の中で語った。
とはいえこの結果から得られた子供の学力や背の高さなどの差は、わずかだったそう。まだまだ明確な結論を出すまでには、時間がかかるようだ。
- 286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 16:22:43.98
- 高齢になると骨折しやすくなり、また治りも遅い。その高齢者の骨折治療に新しいアプローチが開けるかもしれない。
カナダの研究チームが、若い血を輸血することで骨折の治りが早くなることをマウス実験で確認した。若い血ではベータ・カテニンというタンパク質のレベルが低いことがポイントのようだ。
 高齢マウスの血液では治りが遅く
実験では、2匹のマウスの血液が互いに循環するよう結合し、20カ月のマウス2匹のペアと、20カ月のマウスと若いマウスのペアを比較した。
マウスで20カ月というと、高齢の部類。それぞれが骨折した状態で結合されたが、若いマウスとペアを組んだ高齢マウスは、同じ月齢のマウスとペアを組んだ高齢マウスより骨折が早く治った。
一方、高齢マウスとペアを組んだ若いマウスの骨折の治りは、通常より若干遅くなったという。
骨形成に関わるタンパク質を特定
これには、ベータ・カテニンと呼ばれるタンパク質がかかわっていることを研究チームは突き止めた。
高齢マウスではベータ・カテニンのレベルが高く、若いマウスとペアを組んだ高齢マウスでは、このベータ・カテニンのレベルが下がり、骨形成が促された。その結果、骨折の治りは早く、しかもいい状態に治癒した。
研究を主導したトロント子ども病院のベンジャミン・アルマン教授は「高齢者の骨折治療に若者の血液を輸血するというより、ベータ・カテニンのコントロールの方にクローズアップして今後研究を進めたい」と話している。
- 287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 16:31:17.45
- もし宇宙人がいるなら、その確たる証拠は20年以内に見つかるだろう――NASAの科学者たちはこう考えているようだが、おおよそ10万の銀河(小宇宙)を対象にした最新の調査では、その証拠は見つからなかった。
赤外線天文衛星WISEのデータを分析
調査を行なったのは、米国ペンシルヴァニア州立大学の研究者グループ。彼らはNASAの人工衛星「WISE」が収集した赤外線についてのデータを詳しく調べ、地球外の星に知的生命体が存在するかどうかを検討した。
広域赤外線探査衛生とも呼ばれるWISEには超高感度の赤外線望遠鏡が備えられており、宇宙全域からやってくる赤外線を捉え、それをデータとして記録している。
文明があればその星は赤外線を放出する
赤外線のデータを見て、どうして知的生命体がいるいないが分かるのか? 研究グループのリーダーであるジェイソン・ライト氏は次のように説明している。
「ある星に知的生命体が存在して、我々のようにコンピュータを使ったり、飛行機を飛ばしたり、あるいは我々の想像を超えるようなものを使っていたとしても、必ず熱が発生するでしょう。その熱は波長2.5〜4μmの中赤外線となって星から放出されます」
つまり、ある星が中赤外線を不自然に多く放出していれば、文明が存在する可能性があるということだ。
10万の銀河から証拠は現れず
同大学の研究者グループは、約10万の銀河(星が集まった小宇宙)について、そこから放出される中赤外線を調べたが、文明が存在すると考えられるほどの量はどこからも検出できなかった。
ただ、「通常よりハイレベルの中赤外線」が検出された銀河が50あり、研究者たちはそれらについてさらに詳しい調査を進めるとのこと。
この調査の詳細は、科学専門誌「The Astrophysical Journal」の最新号に掲載される予定になっている。
- 288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 16:34:08.88
- 究極のエコ・カーとして注目されている燃料電池自動車。これは水素に酸素を加え、化学反応により電気を作って走る車で、環境にも優しく、将来普及すると予想されている。
その最大の課題は、燃料の水素を確保すること。これまで水素は天然ガスや石油から製造されてきたが、その際、二酸化炭素も大気中に放出されてしまう。しかし先日、トウモロコシから直接、水素の抽出が可能になった、という報告がアメリカからもたらされた。
植物性糖分の100.0%を水素に変換
この技術を開発したのは、バージニア工科大学のパーシバル・チャン教授。報告によれば、彼は植物性糖分のキシロースやブドウ糖など10種類の酵素を含んだ水溶液と、有機バイオマスを混ぜることによって、効率よく水素を生産することに成功したという。
これまでもトウモロコシの糖分を発酵させてエタノールなどを作り、そこから触媒を使って水素を製造してきたが、穀物の価格高騰や環境破壊につながり、同時に費用対効果の点でも非合理だという意見が多かった。
また植物性糖分から直接作ることもできたが、今までは30.0%から60.0%までしか変換できなかったとされる。しかし今回の技術により、糖分のほぼ100.0%を水素へ変えることが可能になったという。
トウモロコシの廃棄物を利用し生産
しかも重要なことは、使われるのがトウモロコシの実ではなく、収穫された後に残った茎や葉、穂軸、さやなどの残り物。つまり廃棄処分されるもので作られるという点だ。
チャン教授は「3年から5年で、1日に車40台分の水素を生産するガソリンスタンドのような、バイオリアクターを建設することが可能になります。その結果、全国に供給するネットワークが広がるでしょう」とIndependent紙への取材で語った。
日本にも現在、ソーラー水素ステーションがあり、さまざまな試みが行われている。これらも含めて、クリーンエネルギーを作るため、さらなる技術の進歩に期待したい。
- 289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 16:36:08.19
- 「死」と聞くと、心拍が弱くなることで血流が少なくなり、生体機能が徐々に失われていくイメージがある。だが、実際には死をコントロールしているのは脳かもしれない。
このほど専門誌PNASに発表された論文によると、臨死状態にあるとき、脳から心臓に送られる化学物質を断つことで心停止を遅らせられることが明らかになった。
研究チームは、「化学物質によるシグナルを阻害して心停止を遅らせる間に蘇生ができるようになるかもしれない」としている。
脳波と心拍がシンク
ミシガン大学の研究チームが、マウスを酸欠状態に置いて臨死状態にもっていき、死に至るまでの脳波や心臓の変化を調べた。
それによると、酸欠となったマウスの心拍は急速に落ち、その後、脳波と心拍がシンクすることが判明。また、シンクする際には、脳からドーパミンやノルエピネフリンといった12種類以上の化学物質が心臓に送られることも確認した。
脳波と心拍のシンク状態は、心室細動と呼ばれる心室の筋肉がけいれんした状態になるまで続いた。心室細動は全身に血液を送ることができず、心停止の一歩手前。しかし、研究チームがドーパミンなどの流れをブロックすると、心室細動に至るまでを遅らせることができた。
マウスが3度蘇生
つまり、臨死状態で脳から放出される化学物質をブロックすることで心停止を遅らせることができ、その間に蘇生処置を行えば生き返らせるチャンスが出てくるということになる。
実際、実験では化学物質をブロックすることで臨死のマウスが3度蘇生したという。
研究を主導したJimo Borjigin氏は「心臓を動かし続けるには、心臓とともに脳に注意を払う必要があるようだ」と話す。
Borjigin氏らのこれまでの研究によると、臨死状態のときに脳から大量に放出される化学物質が、「まぶしい光を見た」「死んだ○○に会った」といった臨死体験を引き起こしていると考えられるのだそう。
死ぬとき人の体で何が起きているのか。そのメカニズムはまだ謎に包まれているが、今回の研究結果は解明に向け大きな一歩となりそうだ。
また今回のマウスでの実験結果が人間でも確認されれば、蘇生医療にも大きな影響を与えるかもしれない。
- 290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 16:38:15.70
- 先日、火山に関する驚くべき報告が公表された。それは世紀末までに、世界で巨大噴火が発生する確率が約10.0%というもの。これはいつ起きてもおかしくない状況といえる。
想定しているのはレベル7の巨大噴火
ヨーロッパ科学財団がまとめたその報告によれば、科学者たちが想定しているのは、1815年に起きたインドネシア、タンボラ火山の噴火に匹敵するものという。これは火山爆発指数(VEI)がレベル7とされ、過去2世紀の間で最大規模とされる。
この噴火では約10万人が死亡し、気候変動による飢饉、伝染病の蔓延でさらに多くの被害者を出したようだ。ちなみに西暦79年にイタリア南部のポンペイを襲ったベスビオ山の噴火や、1980年のセント・へレンズ火山はレベル5となる。
壊滅的被害で文明以前の世界に
また7万5000年前、インドネシアのトバカルデラで起きた火山爆発はレベル8とされ、大気が灰で覆われ、10年近く冬のような気候が続き、その後1000年も地球を冷却しつづけた。もし現代でこれが発生すれば、世界は文明以前の状態に戻ると言われている。
さらにイエローストーンも巨大噴火が起きれば、米国の75.0%の土地環境が変わり、半径1000km以内の住民、90.0%が火山ガスで窒息。さらに灰で太陽がさえぎられ、地球の平均気温が10度も下がり、寒冷気候が6年から10年続くと予測されている。
レベル6の噴火でも世界中に影響
レベル6でも、大きな被害を及ぼした例があるという。アイスランドで1783年に起きたラキ火山の噴火では、硫黄を含んだ煙が8カ月も放出され、火山灰やガスなどで9350人の死者を出し、その後の飢饉で人口の約4分の1が失われた。
しかもその影響は世界中に広がり、イギリスでは降灰による呼吸器疾患で2万5000人が死亡。翌年1784年にはエジプトでも飢饉が起き、人口の6分の1が亡くなったとされる。
報告の中で科学者らは「人口が増加し、輸送や供給システムが確立された現代で、巨大噴火が起きれば、被害は深刻化する。共同で行う国際的な努力により戦略的な枠組みを確立し、減災への対策、火山への監視体制を強化すべきである」と警告している。
- 291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 16:41:01.39
- 心臓が停止し意識を失った瞬間、死んだ肉親に会ったり、花畑や三途の川を見たり、幽体離脱して自分の姿を天井から眺めたりする「臨死体験」。
これまでは、死後も魂が残る証拠だとする「魂存在説」や、全ては脳の働きで説明できるとする「脳内現象説」が主張され、議論が重ねられてきた。しかし最近の研究によって、どうやら後者に軍配が上がりそうだ。
心停止後に脳が「超覚醒状態」になる
実は以前から、臨死体験とは心停止した直後に、「超覚醒状態」になった脳が強烈な夢を出現させる状態ではないかという仮説が、ミシガン大学のジモ・ボルジギン博士の率いる研究チームによって立てられていた。
2013年の実験によれば、彼らは9匹のマウスを仮死状態に置き、開発した心電図マトリクスを使って心臓と脳の働きを観察した結果、心停止すると脳が目覚めている時よりも、活発に機能していることを確認したという。
しかも30秒間も、ガンマ振動と呼ばれる高周波の脳波が大きく揺れ、同時に多くの神経伝達物質が解き放たれていくのを発見。これにより脳が超覚醒状態になると考えられてきたが、まだ心臓と脳のつながりは明らかにされていなかった。
脳が心臓にシグナルを送り物質を放出
しかし先日発表された同大学の報告では、心停止する瞬間、脳がシグナルを送って心臓を止めようとし、神経伝達物質を放出することが判明。しかも逆にシグナルをブロックすれば、心停止の最終段階となる心室細動を遅らせることが可能になる、ことも示唆された。
この心臓と脳のメカニズムにより、「脳内現象説」が有力になったが、まだ不十分と言わざるを得ない。というのも脳が活性化するだけでは、手術中の自分の姿を正確に覚えている幽体離脱を説明できないからだ。
しかも脳は心停止してから30秒で活動を停止すると言われているが、幽体離脱の場合、3分間以上の記憶が残っている場合もある。この点についても今後、謎が解かれることを期待したい。
- 292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 17:04:03.31
- がんになりたい人などいるはずもなく、日頃から生活習慣に気を付け、がん予防に余念のない人も多いだろう。
しかし、6割以上のがんは日頃の不摂生や遺伝的な理由で発症するわけではないことが、米ジョンズ・ホプキンス大学医学部のBert Vogelstein教授らの調べで明らかになった。
DNAの突然変異が原因
同教授によれば、がん患者の3人に2人は、遺伝子の不運なミスが積み重なったことを嘆くべきで、生活習慣や親を恨むのは筋違いだという。
今回教授らが着目したのが、生きている限り避けられない細胞分裂の際、DNAで起こる無作為なミス、突然変異である。DNAで突然変異が繰り返されると、リスクのある細胞ほど成長に歯止めが効かなくなり、がん化する傾向にあるという。
教授らは、31の異なる組織で一生のうちに起こる、自己複製幹細胞の分裂回数をカウントした統計モデルを作成。同じ組織でのがん発生率と比較した結果、特定の組織の細胞分裂速度とがん化には強い因果関係が疑われた。
つまり細胞分裂を繰り返すほど、遺伝子コードが誤って書き換えられ、がんのリスクが高まる可能性があるという。また、65%のがんがこのようにして発生しているとも。
認識すべき新常識
但し、タバコが肺がんのリスクを高め、紫外線が皮膚がんのリスクを高める…というように、環境的な要素も依然無関係ではない。
教授いわく、「生活習慣や遺伝的な要因に加え、自分ではどうしようもない不運がもたらすがんが意外に多いことも認識してほしい」と述べている。
- 293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 17:10:49.19
- 中国のはり治療は謎が多い。しかし腰や体の痛みを抱えている人が、この治療を受けると、驚くほど痛みが消えると言われている。そこで研究者らは、はり治療の時、脳の中ではどのような変化が起きているのかを調べた。
はり治療と脳の関係は?
そもそも人間のツボを刺激することは、脳の領域においてさまざまな反応を導く。この脳の領域とは、痛みの体験と感情とを結びつける「島皮質」や「体性感覚皮質」など、脳の知覚運動に関する全てのネットワークを含むとされている。
浅く刺す、深く刺す場合では異なる
しかし、アッシュビルで鍼灸師として活動しているジェイムズ・ウィットル氏は、同じ針を刺す場合でも、深く刺した場合と、浅く刺した場合では脳の反応が違うと主張する。
彼はその状況をYouTube上で表しているが、その中で、浅く刺すことは、筋膜の緊張から痛みを引き起こしやすく、治療には深く刺す方がより効果的であることを示している。しかも浅く刺す技術は、肺や動脈などに重大な副作用のリスクを伴うとも主張している。
刺し方の違いによる脳の反応を調査
そこで研究者たちは、刺し方の違いによる効果について徹底的に調べた。MRIを使い、深く刺す場合と、浅く刺す場合の両方における脳の活動を観察した。その結果、浅く刺した場合、脳の前部において血流量が増えた。これは通常の反応と考えられる。
しかし深く刺した場合、痛みの認知に結びつく「内側前頭葉前部皮質」、側脳にある「基底核」「扁桃体」「後部帯状皮質」「海馬」を含む脳の内側、大脳辺縁系があまり活動していないことが分かった。つまり脳自体が、痛みを感じにくくさせていた。
はり治療の効果はいまだに謎のまま
今回分かったことは、脳の活動についてだけで、はり治療の効果が科学的に実証されたわけではない。しかし太古から人類は肉体感覚を研ぎ澄まし、自ら治療を行ってきた。痛みから逃れるために、あらゆる薬草を試し、独自の健康法を模索し、知識を蓄積してきた。
ヨーロッパで凍った状態で発見された、通称「アイスマン」と呼ばれる5000年前の人間の身体にも、ツボ治療の痕跡らしきものが見られたという。はり治療とは人類が、現代の科学でも及ばない強烈で繊細な肉体感覚を持っていることを、証明しているのだろう。
- 294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 17:14:47.69
- 日光に当たることで作られ、魚などにも多く含まれるビタミンD。丈夫な骨を作ることで知られているが、健康で長生きするためにも摂取したい栄養成分なようだ。
ビタミンDが不足しがちな人は、死亡率が3割アップ
デンマークで行われた調査では、遺伝的にビタミンD不足になりがちな人は、死亡率が30%も高く、さらにがんによる死亡率は40%も高いことが分かった。
ただし、がんに次いで死亡率の高い、心疾患による死亡とビタミンDの不足には関係性は見られなかった。
この調査には9万5000人以上が参加
この調査には9万5000人以上のデンマーク人が参加。1976年から調査を終えた2013年までに、死亡した人数は1万人だった。
ビタミンDの効果
ビタミンDは骨を丈夫で健康に保ってくれるため、不足すると子どもはくる病、大人で骨軟化症に陥る危険もある。
また、ビタミンDには免疫力をあげたり、インシュリンの働きを助けて糖尿病のリスクを下げたりといった効果が期待できるという研究結果が、2013年に発表されている。
食事やサプリメントの摂取でビタミンDを補おう
何かと引きこもりがちで日光に当たる機会の少ない冬の季節には、食事やサプリメントでビタミンDを補うのがいいだろう。
かつおの塩辛やあんきも、カジキや鮭などの魚類のほか、きくらげなどにビタミンDは豊富に含まれている。
ただし、ビタミンDは過剰摂取すると副作用が起こる危険性もあるので、サプリメントで摂取するときには、決められた用法・用量を守るのも大切だ。
- 295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 17:17:26.89
- 火星にはかつて液体の水が存在し、川が流れていた痕跡があることはよく知られている。しかし一方で、火星の気温は非常に低く、気候モデルからの推測でも、水が液体の状態で存在することはありえない、とも考えられてきた。
最新の研究が、この矛盾を解決してくれるかもしれない。
極寒のはずの火星にかつて川が存在していたのは、火山活動により一時的に気温が高まったことが原因――そんな説を米ブラウン大学とイスラエルのワイツマン研究所の研究グループが発表した。
火山活動と温暖化で一時的に気温が上昇?
研究グループは、初期の火星が火山活動によってどのような影響を受けていたのかを調べるために、気候モデルに火山活動の影響を組み合わせてシミュレーションを行った。
すると、火山活動によって噴出した二酸化硫黄などの温室効果ガスの効果によって、水が液体で存在できる程度に気温が上昇することがあり得ると示されたのだという。
一時的に、といっても、その期間は数十年から数百年にわたって続くとのこと。川を形成して、地表にその痕跡を残すには十分過ぎる時間だ。
生命はかつて存在したのか?
火星にかつて生命が存在していたかどうかはいまだ謎のままだが、そうした期待は根強い。
液体の水が存在していたという事実はその説の根拠の一つとして挙げられるが、数百年という期間が、生命を誕生させるのに十分な時間かどうだったのか。
研究グループは、この研究結果が、かつて火星に生命が存在していたかどうかについての手掛かりを提供するかもしれない、としている。
- 296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 17:19:23.75
- 西アフリカを中心に猛威を振るっているエボラ出血熱。致死率の高い恐ろしい病気だが、必ずしも感染者全員が死に至るわけではない。
感染して重症化する人もいれば、比較的症状が軽く、回復する人もいる。一体、これはどうしてなのか?
この疑問について、ワシントン大学の研究者がマウスでの実験を元にした結果を発表した。それは、遺伝子の違いによる可能性があるというものだ。
19%は感染から2週間で完全回復
研究は厳重に安全対策がなされた施設で行われ、まず、西アフリカで流行しているエボラウイルスと同じ種のウイルスにマウスを感染させて経過を観察した。
すると、感染したすべてのマウスは最初の数日で体重が減少したものの、うち19%は完全に回復。感染から2週間以内に体重も元に戻った。
70%が発病、半数が死ぬ
11%は部分的にウイルスに反応し、半数に満たない数が死んだ。そして残る70%は発病し、こちらも半数が死んだ。この発病したグループの症状を詳しく見ると、19%が肝炎を、34%が出血を伴った。
炎症促進の遺伝子活性が死を招く?
さらに、研究チームがこれらのマウスを遺伝子レベルで調べたところ、症状の程度と死亡率に遺伝系列が関係していることが認められた。
具体的には、死亡したマウスでは炎症や細胞のダメージを促進する遺伝子の活性が認められ、一方、回復したマウスでは血管の修復や白血球の生産を促す遺伝子が活性化していた。
つまり、感染してからどの遺伝子が”反応”するかで、生死が別れることになるということのようだ。
今回の研究では、なぜそのように反応が別れるのかは明らかになっていないが、研究を主導したMichael Katze教授は「世界中の研究者が、今回の結果を応用して治療法やワクチンの開発につなげてもらいたい」と話している。
研究結果は米科学誌サイエンスに掲載された。
- 297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 17:21:21.29
- なんだ?コピペが新しくなったのか?(´・ω・`)
- 298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 17:22:27.31
- 今や細菌感染症の治療に欠かすことのできない抗生物質。しかし、むやみに多用されることで抗生物質が効かない耐性菌も登場するなどの問題も発生している。だが、そうした問題を解決する画期的な治療薬がまもなく登場するかもしれない。
スイス・ベルン大学のEduard Babiychuk博士らの研究グループが、抗生物質を使わずに、重度の細菌感染症を治療するための新しい物質を開発、動物での試験に成功したと発表した。
原因となる細菌を”丸裸”にする
研究グループが新たに開発した物質は、細菌を包む毒素を攻撃するリポソーム(脂質を使って作る人工のナノ粒子)の一種。
リポソームは、患者の体内に特定の薬物を届けるための”カプセル”などに利用されているが、この物質は、細菌が作り出した毒素を自らに引きつけ、吸収して中和するように設計されている。
細菌は通常、自らの作り出した毒素に包まれていることで自らの身を守っているが、この物質の働きにより細菌は毒素から切り離され無防備となる。
その結果、宿主の免疫系がこの細菌を排除できるようになるのだそうだ。
研究グループは、重度の敗血症のマウスにこの薬を投与。すると、抗生物質を使った治療をしなくても、マウスは生き延びたのだという。
細菌の薬への耐性に関係なく効く
従来の抗生物質と異なるのは、細胞を直接の目標としていないので、細菌がもつ薬への耐性とは関係なしに効果を発揮するという点だ。
感染症治療は、新しい抗生物質の開発と、細菌の薬剤耐性獲得とのいたちごっことも言われる。
もしこの仕組みの薬が実用化されれば、その果てしない闘いに終止符をうつことができるかもしれない。となれば、まさに革命的な技術といえるだろう。
- 299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 17:23:56.14
- 膵臓がんというと、早期発見が難しいがんとして知られる。というのも初期段階ではこれといって目立った症状がないためだ。
何かしら症状を自覚し、受診したときにはすでに進行しているケースが多く、必然的に予後も良くない。
その膵臓がんを血液検査で診断できるようになるかもしれない。米国インディアナ大学の研究チームが新たな手法を開発し、専門誌「American Journal of Gastroenterology」に発表した。
血漿のRNA分子に着目
新手法は血漿に含まれるmicroRNAパネルに着目している。具体的には、RNA分子の10b、155、106bが多く含まれると、膵臓がんである可能性が高いのだという。
研究チームは実際、膵臓がん患者215人の血漿や肝汁、膵液を分析し、上記のRNA分子が多く含まれることを確認した。
血清マーカーとの併用も
研究チームのMurray Korc教授は「膵臓がん診断検査として実用化するにはまだ研究が必要」としながらも、将来的にはこの手法がスクリーニングテストに使えるものになると見込んでいる。
また、「検査にmicroRNAパネルだけでなく他の血清マーカーも組み合わせることで、かなり初期の段階でも診断できるようになるのではないか」と話す。
全米がん研究所の統計では、膵臓がんと診断された後の5年生存率はわずか6%。この数字を大きくするためにも、一刻も早い新手法の実用化が待たれる。
- 300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 17:26:58.14
- 現在、世界の人口はおよそ72億人と言われている。しかしどのくらいの割合で、人口が増えているのかについては、あまり知られていないのではないか。
実は1日で約20万人、1年で7000万人も増えているという調査がある。そしてこのまま増え続けるとどうなるのか、オーストラリアの科学者がシミュレーションを行った。
統計データで22世紀の人口を予測
アデレード大学のバリー・ブルック教授と研究チームは、まず世界保健機関と米国勢調査局の人口統計データをベースにして、将来、世界の人口がどの程度増えるかを調査した。
2100年までに世界人口は104億人
現在の出生数と死亡者数の割合が続き、母親が第1子を授かる平均年齢も今と同じなら、2100年までに地球の人口は104億人に上ることが分かった。
シナリオを作製しシミュレーション
その結果を踏まえ、戦争や気候変動、病原体の感染爆発などを想定したシナリオを作り、人口がどのように変化するのかを、コンピュータモデルを使いシミュレーションした。
第3次大戦を想定しても勢い変わらず
第1次世界大戦では、3700万人以上の人が犠牲になり、第2次世界大戦では5000万〜8500万人が死亡したとされ、人類史上最も悲惨な出来事となった。
しかしそれらの両大戦の死亡者と同じ比率で、第3次世界大戦が5年間続くというシナリオを想定しても、今世紀における人口の増加曲線は、わずかな上下も示さなかった。
感染爆発によっても減少はわずか
また気候変動でも人口は変化せず、強力な病原体の世界的な感染爆発を想定しても、84億人までしか減らないという予測になった。
ブルック教授は報告の中で次のように語った。
「このまま進めば、世界全体の持続は不可能となり、特に人々へ食料が行きわたらなくなる。これを食い止めるには、効果的な家族計画や、教育の拡大が最も大きな力となる」
- 301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 17:35:19.99
- 月に水分が存在するのを、ご存じだろうか。アポロ11号の月面着陸以来、月は干からびた砂漠だと思われていたが、2009年に行われた探査によって、すでに土壌にある鉱物に、多くの水分が閉じ込められていることが分かっている。
しかし、水がどのように生まれたのか。これまでは彗星や隕石が運んだ、と考えられてきた。しかしパリにあるNational Museum of Natural HistoryのAlice StephantとFrancois Robertは、太陽風や宇宙線によって生み出された可能性を探ってみた。
太陽風と宇宙線とは?
太陽風とは、コロナの内部でガスの圧力が高まり宇宙空間へ放出されるプラズマのこと。それらは高エネルギーの陽子を常に月の表面にたたきつけている。
また宇宙線とは、宇宙空間を飛び交う放射線のことで、それらが月の岩石にイオンを注入し、化学変化によって水を作る可能性があった。
土壌の水素と重水素の割合を測定
研究者たちはまず、アポロ16号と17号が持ち帰った月のサンプル土壌の中にある、水素と重水素の割合を測定した。さらに質量分析計を使い、土壌の表面からどの程度の深さに、どのような同位体が存在するのかを検知した。
太陽から降り注ぐ重水素は多く、宇宙線とは異なった割合を示す。また彗星や隕石にも、それぞれ明白な比率が決められている。
表面近くは太陽風によって生み出された
調査の結果、月の表面から200ナノメーターまでの土壌に含まれる水分のほとんどは、太陽風によって生み出されたことが判明した。しかも彗星や隕石から運ばれたものは、無視できるほどの量しかなかった。
ちなみに宇宙線は、月の表面からさらに深いところに影響を及ぼしていたことも分かった。このことは、月の水分が太陽系の外からも来たことを表わしている。
- 302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 17:39:48.41
- 人間特有の精神活動、つまり高度な思考や知覚の認知、言語機能。これらを司る大脳新皮質の成長が、人類の進化をもたらしたと、これまで多くの人たちが考えてきた。しかし最近、進化に関して、小脳が大きな役割を果たした可能性について報告がされた。
小脳は運動を制御する役割を果たす
そもそも小脳とは大脳の下部に位置し、知覚と活動を統合させ、平衡感覚や運動を制御する機能を持つ。
そのため小脳が損傷を受けると、複雑な動作ができず、酔っぱらいのように蛇行したり、筋力も低下したりする。つまり、思考や言語とは直接的な関係はない。
小脳は約1000億の神経細胞を保有
しかしながら小脳は、一説では大脳新皮質よりも約4倍、約1000億の神経細胞を保有しているとも言われている。
そしてこれまで、何のために多くの細胞があるのか、分かっていなかった。
脳の大きさで人間に分岐した時期を特定
研究者たちは小脳がどのように進化してきたのかを調べるため、人間の小脳と他の部分の大きさが、チンパンジー、ゴリラ、猿と比べて、どの程度異なるのかを調査した。と同時に彼らは、人間の祖先が類人猿や猿から分岐した時期も比較した。
その結果、人間はチンパンジーやボノボと約620万年前に分岐したことが分かった。またゴリラでは約870万年前、オラウータンでは1510万年前まで祖先が同じだった。
同じ手法で脳の成長の速さを調査
さらに研究者はこの手法を使い、人間が進化する間に、脳の各部分がどのくらい早く成長したのかを測ることに成功。そして小脳が、脳の他の部分より6倍も速く成長していることを発見した。
研究を行ったDurham University のRobert Barton氏はlivescienceの中で語った。
「これらの発見は脳の進化の説をひっくり返すものだ。私たちの新しい研究では動作の制御を司る組織が進化にとって、想像以上に重要であることを示している」
しかし研究者によれば、小脳の研究はまだ始まったばかりで、さらなる調査が必要だという。
- 303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 17:41:07.72
- 最近、気候変動により、男女の比率が変わることを示唆する調査が報告された。それによれば、日本ではもはや気温変化が常態化しており、特に異常気象とされた年には男の新生児の割合が減少したという。
2つの極端な気候の時期に注目
M&K Health Institute in AkoのMisao Fukuda博士は、まず1968~2012年までの気象庁によって集められた月々の気温データを調査した。さらにその期間における、日本で死亡した胎児と、新しく生まれた子供の性の比率を調べた。
その調査の中で博士は、日本における2つの極端な気候の変化、つまり非常に熱かった2010年の夏と、とても寒かった2011年の冬、2つの時期に注目した。
熱い年、寒い年には男の子が減少
1898年以来最も気温が上昇した2010年。その年の9月には、胎児全体の死亡が増加しており、同時に9カ月後には、新しく生まれた男の子の割合が女の子に比べ減少していた。
さらに似た現象が判明した。非常に寒かった2011年の1月にも、胎児の死亡数に増加が見られ、9カ月後には男の赤ん坊の数が減少していた。このことから気候変動により、男の胎児が影響を受けやすいことが示唆された。
別の調査では気候の影響は認められず
とはいえこの調査でも、気候変動による新生児の性比率への影響は、完全に証明されてはいない。男女比については気温以外にも、環境内の汚染や有毒物質の影響も考えられる。
またフィンランドやニュージーランドで行われた調査では、平均気温の変化と、新生児の男女比とのつながりは認められなかった。
日本の気候変化は異常か
しかし博士はLivescienceの中で次のように語った。
「ニュージーランドやフィンランドは、日本のように極端に熱く、急激に気温が下がるという経験をしていない。また日本は1970年代から気候変動がもはや当たり前になっており、ここ数年のニュージーランドと比べても、平均気温が急激に上昇している」
気候と男女比との因果関係はあるのか。今後、日本と同じような気温変化が見られる国での調査結果が期待されている。
- 304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 17:50:55.80
- 不治の病にかかった登場人物が、未来に治療法が確立されることに賭けて冷凍保存されることを選ぶ――。小説の中で出てきたようなこんなシーンが、実際のサービスとして登場しているようだ。
アメリカではすでに多くの”死者”が、医療技術の進んだ未来で目覚めることを願いつつ、液体窒素の中で冷凍されている。
こんなサービスを行っているのは、米の人体冷凍保存会社のAlcor。どのようなプロセスをたどるのか、Alcorのホームページで紹介された内容から合わせて紹介しよう。
細胞を損なわないよう処置
“法的に死んだ”とされれば、本当に死んでしまわないうちに保存のプロセスが開始される。最初に”死者”は病院のベッドから、Alcor施設内のアイスベッドに移され、凍った泥に覆われる。
そして細胞が損なわれないよう、心肺蘇生装置を使い脳への酸素供給を行いつつ、再び血液を体中に巡らす。そして16段階の医療処置を施す。
全身の血液の抜き、不凍剤を注入
次にできる限り多くの血液と体液を、氷の結晶にならないよう全身から抜き取る。これらは基本的に、移植の際に臓器保存で使われる方法と同じやり方で進められる。
その後、胸を切開し、心臓を機器に取り付け、残った血液を取り去り、代わりに不凍剤を注入する。
−196℃のまま冷凍室へ
血管が不凍剤で満たされれば、1時間に約1℃ずつ冷やす。2週間かけて−196℃まで下がったら、冷凍室の中で眠ることになる。
生き返る保証はない
組織再生の技術は進化しているものの、何年後に死者を目覚めさせることができるのか、実は分かっていない。つまり未来に生き返る保証はまだない。
脳なら8万ドル、体なら20万ドル
しかし現在、984人がAlcorと契約を結んでいる。年間の会員料は770ドル。さらに臨終となった場合、脳だけの保存なら8万ドル。体全体なら20万ドルが必要になる。
- 305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 17:59:29.25
- いつも楽天的な人と、ちょっとした事で落ち込んでしまう人。恐ろしく前向きな人に出会うたびに「この人とは脳の次元が違う!」と、思ってしまう鬱病患者もいるだろうが、しかし、もしかするとその“次元”の隔たりが縮まる日は意外と近いかもしれない。
磁気刺激が脳回路をリプログラミングする?
オーストラリアとフランスの共同研究を率いるジェニファー・ロジャー准教授の研究グループは、脳回路に先天的欠陥のあるマウスに弱い電磁パルスを与え、磁気刺激が脳のネットワークに与える影響を調査した。
すると、アブノーマルだった脳回路が再編成され、正常に機能するようになったことが確認。これはアブノーマルだった神経の接続が減少し、正しいネットワークへとシフトしたためだとみられている。
さらにこの再編成は全神経ネットワークの所々で起こっており、それには特定の神経伝達物質が関わっていた。ニューラル・ネットワークが正常な場所では、このような変化は見られなく、もし同セラピーを人間の脳に応用するとすれば最小限の副作用が期待できるという。
様々な神経系疾患の治療に役立てられる可能性
もしこれが正常な脳回路の建築に有効となると、磁気刺激によるリプログラミングは多くの神経系疾患の治療に役立てられる可能性がある。研究チームによると、うつ病、てんかん、耳鳴りなどに応用できるのではないかということだ。
- 306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 18:01:09.04
- 最近の研究で、生命体が存在する惑星の傾向が明らかにされた。
ワシントン大学とアリゾナ大学の研究者たちによって発表された研究によると、地球外生命体は衛星を伴う惑星に存在する可能性が高いという。
この研究は「Monthly Notices of the Royal Astronomical Society」の2014年7月号にて発表された。
どうやら地球も、月がなかったら、生物が存在できる星にはならなかったのかもしれない。
衛星が惑星の冷却化を止める
惑星は年をとるごとに温度を低下させる。
これは惑星の核の部分が凝固し、惑星内で熱を生み出す活動が沈静化するためだが、この現象が起こると空気中の二酸化炭素の調節が難しくなり、生命体の生存に適さない環境が生み出される。
しかしながら、衛星を持つ特定の惑星では、この冷却化現象を一定のレベルでとどめることができ、生命の生存に適した環境を保つことにつながるのだそうだ。
タイダル・ヒーティングの働き
これは衛星の重力によって引き起こされる「タイダル・ヒーティング」と呼ばれる現象によるもの。
タイダル・ヒーティングとは、衛星の引力によって惑星の形状が微妙に変化する際に起こる摩擦熱によって惑星の温度が上昇する現象のことで、地球と月の間でも同様の現象が起こっている。
そのため、研究では今後地球サイズの惑星が発見された場合、衛星の有無を確認することが生命の居住適正を調査する上で大きな役割を占めるだろうとしている。
- 307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 18:04:06.86
- 手足がふるえたり、筋肉が固くなったりする症状がみられるパーキンソン病。根本的な治療法が確立していない難病の一つだが、そのパーキンソン病の進行を止めるのにシナモンが有効との研究結果が発表された。
特定タンパク質の減少に歯止め
パーキンソン病は、脳の神経細胞が変性したり失われたりすることで発症するとされている。米シカゴ・ラッシュ大学の研究で、その脳細胞や神経細胞をシナモンの成分が守る働きをすることがわかった。
具体的には、摂取したシナモンは肝臓で安息香酸ナトリウムに変換される。この物質が脳内に入り、脳細胞などを守る働きのある「DJ-1」といったタンパク質の減少を食い止めるのだという。
セイロンシナモンの効果高く
シナモンには「セイロンシナモン」と「カシア」の2種類がある。セイロンシナモンは名称にある通りセイロン産で、カシアは中国やベトナム産が多い。研究を主導したKalipada Pahan教授によると、純度が高いセイロンシナモンの方が症状を止める効果があるらしい。
今回の研究ではマウスでシナモンのそうした効果が確認され、次は人間でも同様の効果があるかを確かめることになっている。ちなみに、この研究には米国立衛生研究所も資金を提供している。
「最も安全な治療法に」
Pahan教授は「シナモンは昔から世界中でスパイスとして愛用されているが、人間での効果が確認されれば最も安全なパーキンソン病治療の手段になるのではないか」と話す。
厚生労働省のデータでは国内のパーキンソン病患者は11万人を超え、また患者は世界中に多数いる。一刻も早い効果の実証と治療法の確立が待たれる。
- 308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 18:06:55.35
- 人類が火星や太陽系外の惑星にまで到達し探査を行うためには、単に宇宙船を開発するだけではなく、さまざまな課題をクリアしなければならない。
乗組員たちがミッション遂行中に食べる食料をいかに調達するかも、その課題の一つだ。
カナダ・オンタリオ州グエルフ大学のMike Dixon教授らの研究チームは、宇宙船内や他の星で野菜を育てるためのLED技術の開発に取り組んでいる。
長距離宇宙旅行では食料の供給が重要課題
長期間の宇宙旅行あるいは惑星探査において食糧の供給をどのようにするかは、実は難しい問題だ。
宇宙ロケットのスペースや積載重量には限界があるため、すべての食料を地球から輸送することはできない。
そのため現地で調達するか、船内で作るかしなければならないのだ。
そこで、Dixon教授らが研究を進めているのが、LED照明で野菜を栽培する技術。
日本でも野菜工場などですでに実用化されているこの栽培方法を、宇宙船内や他の星で、より栄養価の高い作物で行おうというわけだ。
いずれはイチゴやトマトなども生産可能に
研究チームは現在、レタスの栽培を通じて、LED照明の波長をどの程度にすれば、植物がもっとも成長するかを明らかにしようとしている。
それらの実験で得た結果をもとに、ゆくゆくはミニトマトやイチゴなどの、より栄養が豊富な植物の栽培につなげるのだそうだ。
Dixon教授は、15年〜20年ほどのうちに、それらの作物の栽培が可能になるとの見通しを示している。
人類が火星を探索できるようになる日は、意外に近いのかもしれない。
- 309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 18:11:40.34
- 藤森
ヘビースモーカー
- 310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 18:19:02.97
- 日光浴をすると脳内麻薬の分泌が促され、ヘロインを使用した時と同じような状態になる――ハーバード大の研究グループがマウスの実験で明らかにした。
慢性的に日光を浴びていると、依存症となる可能性もあるのだという。
定期的に太陽光にさらしたマウスが中毒症状に
実験では、マウスに6週間、フロリダで日中に30分程度日光浴をしたのと同じくらいの紫外線を浴びせた。
すると、紫外線を浴びたマウスの血中β-エンドルフィン濃度が上昇したのだという。
β-エンドルフィンは、体内でモルヒネやヘロインと同じように作用する”脳内麻薬”。多幸感や鎮静効果があるとされる。実際、このマウスは痛みに鈍感になったのだという。
さらにこのマウスに、ヘロインなどの効果を抑制する薬物依存症の治療薬を投与したところ、歯や体が震えるなどの禁断症状のような様子が観察されたのだという。
そしてマウスは、この薬が投与されていた場所を避けるようになったのだそうだ。
ヘロインほどの中毒性はない
過度の日焼けが皮膚がんなどのリスクを上昇させるということは、今ではよく知られた事実だ。
にもかかわらず、人が日光浴を欲してしまうのは、一種の中毒症状なのかもしれない。
もっとも、研究を行ったグループも、日光浴の中毒性はヘロインほど強力なものではない、としている。
日光浴の健康上のメリットは代替可能だが……
日光浴には健康上のメリットもある。太陽の光を浴びると、体内でビタミンDが生成されるのだ。
ビタミンDが不足すると、アルツハイマー病や前立腺がんの引き金となる。日光浴はそれを防いでくれるというわけだ。
しかし、今では食事やサプリメントで簡単にビタミンDを補うことができるようになり、日光浴の意義はますます薄れつつある。
そうは言っても、適度な日光浴が心と体をリフレッシュするのに効果的なのも事実。
何事もほどほどに、ということか。
- 311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 18:23:31.82
- 冥王星の衛星「カロン」の地下には、かつて海が存在していたかもしれないことを、NASAが最新の研究で明らかにした。
今は極寒の星だが、温暖だった時期がある?
冥王星は、地球の公転軌道の29倍離れた位置で公転している。
このため非常に寒く、地表面の温度は−229度を下回ると推定されている。その周りを回るカロンも同様に極寒の星だ。
しかし、冥王星とカロンの過去の軌道を推測したところ、潮汐加熱という、潮の満ち引きにより発生する摩擦熱が高まり、今よりも温暖であった時期があることが分かったのだという。
この時期に、カロンの地下には液体の水が存在していた可能性があるというのだ。
ちなみに、今の冥王星とカロンの位置や軌道では潮汐加熱は低いと推測されるため、かつての海もすでに凍っているのではないか、とのことだ。
来年の直接観測で詳細が明らかに
太陽系には、地下に液体の水が存在していると証明された星がいくつかある。木星の衛星エウロパと、土星の衛星エンケラドスがそれである。
液体で水が存在していることは、生命の誕生・生息に必須の条件とされるため、この2つの星については、地球外生命体が存在する可能性も指摘されている。
そしてカロンもまた、海が存在していた期間が十分に長かった場合、生命が存在していた可能性があるというのだ。
ちなみに、2つの星の地表面には、潮の満ち引きで生じた亀裂が存在する。この亀裂がカロンにもあれば、地下に海が存在していたことを証明できるのだという。
2015年7月に、アメリカの無人探査機ニューホライズンが冥王星に最接近する。この直接観測で詳細が明らかになるのだ。
カロンの地表面に亀裂はあるのか。来年は、科学者のみならず、一般の天文ファンの間でも期待が高まりそうだ。
- 312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 18:25:00.95
- 大気汚染に長期間さらされていると、自閉症や精神分裂病にかかりやすくなる。
関連性を指摘する疫学的研究はこれまであったが、このほど米ロチェスター大学の研究で、実際に大気汚染が自閉症のリスクをどう高めているのかというメカニズムが明らかになった。
脳内で炎症、脳室肥大も
マウスを使った実験で、大気汚染にさらされたマウスは、清浄な空気を吸っているマウスに比べ活動的でなくなり、記憶力も低下することを確認した。
その上で、超微粒子物質を含む汚染された空気を吸ったマウスの脳を調べたところ、激しい炎症が起こっていて、また髄液を含む脳室が肥大していることがわかった。
脳梁のダメージで自閉症症状
研究を主導したDeborah Cory-Slechta教授によると、人間では脳室肥大は神経発生を阻害し、脳梁へのダメージを意味する。
脳梁は認知したり社会的行動、情動行動を処理したりする上で非常に重要な役割を果たすところ。つまり、脳梁がダメージを受けることで自閉症症状につながると推測されるという。
オスのマウスで影響顕著
また、実験では大気汚染によるこうした脳への影響はオスのマウスで圧倒的に多く見られた。これは、男性の方に自閉症を患う人が多いことと一致しているが、なぜそうなるのかは明らかになっていない。
Cory-Slechta教授は今後、大気汚染と脳のダメージの関連をさらに調べるとしていて、「性別に加え、なぜ自閉症を発症しやすい人とそうでない人がいるのかも明らかにしたい」と話している。
- 313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 18:29:58.11
- 100以上のタイプがあるとされているHPV(ヒトパピローマウイルス)は、人と人が接触することで比較的簡単に感染するため、世界中どこにでもあるウイルスだ。中でも子宮頸ガンの原因とされるHPV16型と18型は、ハイリスク型としても有名なタイプだろう。
しかし、健康に害を及ぼす一部のタイプ以外のHPVの感染度合いについては、これまでよく分かっていなかった。
HPVの感染率は約69%と想像以上に高かった!
そんな中、ニューヨーク大学・Langoneメディカルセンターの研究者
が発表したところによると、アメリカの健康な成人男女のうち、ハイリスク型、ローリスク型を合わせた全109タイプのHPV感染率は、68.9%にも上っていたことが分かった。
この結果を受けて、研究チームのPei博士は「必要以上に心配する必要はない」と前置きした上で、「まだまだよく分かっていないHPVだからこそ、100以上あるタイプ全ての感染率を知ることは今後の研究に役立つはず」とコメントしている。
今後のHPV感染判断や予防法が変わるかも
現時点で、子宮頸ガン検診に使われているキットは、あくまでもハイリスク型とされる少数のHPVだけを検出するものでしかない。
研究チームのPei博士はこうした限定的なタイプのHPV感染を判定する検査キットの有効性を評価した上で、「より広範なタイプのHPVを検出する方法を使い検査をすることは、HPV感染の状態を知るために必要不可欠だ」と述べている。
今回分かった広範囲なHPVウイルスの感染度合いは、ローリスク型のHPVがハイリスク型のHPVに対して有害性を誘発、もしくは阻害している現象があるとするなら、その影響などを解明する手掛かりになると期待されている。
- 314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 18:51:04.14
- 脊髄を損傷すれば人は歩けなくなり、起き上がれなくなる場合もある。そんな絶望に陥った人々を救うために今、あるツールが開発されているという。
それが脊髄移植用ツールの「e-Dura」。これを埋め込むことで電気的、化学的反応を引き起こし、歩くことが可能になるようだ。
電極が埋め込まれたシリコン製の基盤
「e-Dura」を開発しているのは、スイス連邦技術研究所などの科学者たち。シリコン製の基盤には電極が取り付けられ、柔らかい筋肉のように薄く伸び縮みし、脊髄の表面に取り付けられるようになっている。
そしてこれを埋めこみ、電気的刺激を与えると、筋肉が化学的反応を引き起こし、麻痺した足が動くようになるという。
マウスで成功も、人間への応用はこれから
2012年にはすでにマウスによる実験が行われ、下半身の機能が回復し、足を動かせることを確認。さらにマウスの身体にも全くダメージを与えていないことが、認められた。
しかし人間への応用には至っておらず、まだリスクが残っているとされる。実際に脊髄に埋め込むと、ツールとの摩擦によって筋組織を傷つけ、炎症を引き起こし、やがては取り外す結果になりかねない。
脳とツールのシンクロ技術が課題
また脳と脊髄のつながりもまだ確立されていない。つまり人間が足を動かしたいと思うと同時に、脳からこのツールへ刺激が与えられるような仕組みを、構築しなければならないという。
しかし科学者たちは自信をのぞかせているようだ。そして「e-Dura」が将来、今まで歩行困難だった人々への希望の架け橋になることを願っているという。
- 315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 18:55:22.51
- さまざまな分野で、日々新しい技術が開発され、応用されているが、さらに驚くべき成果が発表された。それは世界で初めてマウスの細胞を育て、「生きた足」すなわち「バイオリム」を作ることに成功したというものだ。
「バイオリム」を移植し、動かすことも可能に
この研究を手掛けたのは、マサチューセッツ・ジェネラル病院のHarald Ott博士率いる研究チーム。彼らは死んだマウスの細胞を「前足」に育て上げた。
しかもそれを足のないマウスに移植したところ、急速に血液が行き渡り、動かすことも可能になったという。
組織から細胞だけを除く脱細胞化
この「バイオリム」に使われたのが、「脱細胞化」の技術とされる。
脱細胞化とは、採取した生体組織から全ての細胞をくり抜くというもの。つまり細胞のない抜け殻にすることだ。この組織を細胞外マトリクス(母材)と呼ぶが、主成分は血管や腱、筋肉、骨を生み出すコラーゲンなどのタンパク質群とされる。
実験ではこの母材に、移植先のマウスの細胞を注入し、再細胞化を実施。その後、組織の成長を促すため栄養物を与えたところ、2〜3週間で血管や筋肉が再生されたという。
拒絶反応もなし、免疫抑制剤も不要
現在、患者の顔や生殖器まで移植することが可能とされているが、「バイオリム」は通常の移植とは異なる。というのもこれは完全に当事者の細胞から作られているからだ。そのため拒絶反応のリスクもなく、免疫抑制剤を使用する必要もない。
今までのところ研究チームは、約100匹のマウスの前足を脱細胞化しており、そのうちの半分を再細胞化することに成功している。また現在、彼らはサルなどの霊長類の手足を使い、この技術が応用できるかテストを行っているという。
- 316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 18:57:18.06
- 単三乾電池の寿命が800%になるガジェットが、今年中に発売される予定だ。日本の小売店では販売されないが、ネットで入手可能。
シリコンバレーのベンチャー企業が開発
そのガジェットの名は「Batteriser(バッテライザー)」。米国シリコンバレーのベンチャー企業が開発したものだ。
見かけは厚さ0.1mmの金属板。これを装着した単三電池を電気製品に入れて使うと、電池の寿命が最高で8倍になるという。
Batteriser
電圧を上げるブースターの役割
寿命を8倍にもできるのは、実は不思議でもなんでもない。
一般の単三電池の電圧は1.5V(ボルト)だが、現代の多くのハイテク製品は、電池が消耗して1.35V〜1.4V程度にまで電圧が下がると自動的に「電池切れ」と判断し、その電池は使えなくなってしまう。
ところが、この時点で、電池の中には(電圧は低いながらも)まだまだパワーが残っているのだ。
「Batteriser」は、落ちてしまった電圧を上げるブースターの役割をする。残ったパワーを集めて、電圧を1.5Vにする。その結果、実験によれば、従来の約5倍から8倍も長い時間使えるようになるとのことだ。
米国で特許取得済み
減ってしまった電池の電圧を上げる技術そのものは、珍しいものではい。そのための装置はすでにいろいろある。だが、それを0.1mmの薄さにした点は「Batteriser」ならではのものだ。
この薄型化の技術で「Batteriser」は特許を取得している。
Batteriser
今年中に発売予定
開発元のBATTEROO社は、今年中にクラウドファンディングサイト「Indiegogo」で製品化のための資金集めを開始、12月には一般売りを開始する予定だ。価格は4個(枚)セットで10ドル(約1,250円)とのこと。
- 317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 19:01:54.08
- 日を追うごとに日差しが強く、そして日が長くなり、夏はすぐそこ。冬は病気がちだったけど最近体の調子がいい、という人はいないだろうか。
もしかしたらそれは、遺伝子によるものかもしれない。人間の遺伝子の4分の1が季節によって活性度合いが異なり、冬に病気をしやすいのはこのためと考えられるのだという。
免疫にかかわる遺伝子に季節変動
ケンブリッジ大学の研究チームが、世界各地に住む1万6000人の血液サンプルと脂肪組織を分析した。
それによると、ヒトの遺伝子の4分の1に季節による活性度の変動が認められた。夏に活性化するものもあれば、逆に冬に活性化するものもあるとのこと。
そして、季節で活性度が異なるこれらの遺伝子のほとんどが、免疫にかかわるものだったという。
日光が変動の”スイッチ”に?
この結果について、論文著者のジョン・トッド教授は「心臓病からうつといった精神疾患まで、冬に病気にかかったり、病気が悪化したりしやすいのは遺伝子の季節変動によるものである可能性がある」と解説する。
この活性変動は日光が”スイッチ”になっていると考えられ、トッド教授は「冬場に暖かいところへ旅行するのは健康面でメリットがある」と話す。
つまり、夏を前に私たちの体はこれからしばらくの間病気しにくい状態で、寒くなってきたら南半球か熱帯エリアに行くと病気を遠ざけることができるかも、ということのようだ。
- 318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 19:06:40.36
- ふと気づいたら、視界に透明な浮遊物を捉えることはないだろうか。それは目で追えば追うほど、移動したり、消えたりする。しかも視線をそらすと、再び現れたりする。その正体を分かりやすく説明している動画が、TED-Edにより制作された。
浮遊物の正体はタンパク質や赤血球など
その浮遊物の名称は「ムスカイ・ボリタンテス」、ラテン語の「飛蚊症」を意味する。いかにも虫のような名前だが、TED-Edによれば正体は、組織の小片や赤血球、さらにタンパク質の塊だという。
人は光と景色を、目の水晶体から取り入れ、眼球の奥にある網膜に投影することによって認識している。しかし両者の間にある硝子体に、赤血球やたんぱく質があると、影となって網膜に映り込む。それが「ムスカイ・ボリタンテス」となるようだ。
YouTube/TED-Ed
しかも硝子体はジェル状の液体のため、目を動かすと浮遊物も移動し、視線を止めると少し弾んだように見えるらしい。コンピューターの画面のように均一で明るい背景を眺めていると、より際立つとされている。
青空を見上げると無数の光が蠢く現象
また眩しい青空を眺めた瞬間、無数の光がボウフラのように動き回る姿を目撃したことはないだろうか。TED-Edによれば、それは「ブルーフィールド内視現象」だという。
これは影ではなく、むしろ窓の役割をするものが光を通し、網膜へと届けることで発生するらしい。その役目を果たすのが白血球。それは毛細血管の中を蠢いており、大きいものは赤血球を後ろへ従え、前方には血漿で満たされたスペースを作る。
白血球と血漿は赤血球よりも、青色を多く透過させるため、空を眺めると白血球の部分が光の点となって映るそうだ。
YouTube/TED-Ed
しかもこの光は脈拍と同じリズムで動き、条件が揃えば点の後ろには、赤血球の影が尻尾のように連なるのが確認できるという。
記事では書き切れない部分もあるので、詳しく知りたい方は下の動画をご覧頂きたい。日本語の字幕もついており、分かりやすく説明されている。
- 319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 19:11:49.34
- 携帯電話は、今や世界の多くの人々が使用するようになった。それとともに気がかりになるのが、充電の問題だ。
毎日コンセントにつなぐのも面倒なうえ、環境への負荷もある。
太陽光でスマホを充電するケース
それならば、クリーンなエネルギーを使い、スマートフォンを簡単に充電しようというのが、サンフランシスコのスタートアップが開発している「JUSE」だ。
世界初のソーラー発電が可能なスマートフォンケースで、ナノバッテリーに太陽光エネルギーが蓄積され、自動的にデバイスを充電する。
従来品の2倍以上の効率
JUSE2モバイルケースの上部レイヤーには、光電池(PVC)の機能を搭載。
薄くて小型なナノバッテリーなのに、従来の光電池の2、3倍の効率を誇る。
JUSE
光が十分でない環境でも作動
しかもこの光電池は、オフィス内などあまり光が強くない環境でも、エネルギーを吸収してバッテリーに送ることができるという。
このバッテリーがパワー管理システムに接続、半永久的にスマートフォンを充電してくれるというわけだ。
このモバイルケースには、GalaxyS5、Galaxy Note4、iPhone6Plus、iPhone6、iPhone5Sのバージョンが用意されており、いろいろなスマートフォンに対応している。
JUSE
Indiegogoで目標額の1.5倍達成
資金調達プラットフォームIndiegogoでキャンペーンを実施し、目標金額5万ドルを上回る約8万ドルの投資資金を集めた。順調にいけば、2015年8月に提供開始を予定している。
電池切れの心配、充電作業から解放され、環境にもやさしい、とても便利なモバイルケース。ローンチが楽しみだ。
- 320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 19:30:07.40
- Googleやマイクロソフト、ケンブリッジ大学などのビルを設計したことで知られる世界的な建築デザイン会社、NBBJが、影を消す高層ビルを発表した。
高層ビルが地上に落とす影は社会的に問題となっているが、このビルによって解決の可能性が見えてきたようだ。
2つのビルが互いの影を消し合う
「ノー・シャドー・タワー」と名付けられたそのビルは、2つが1組となっている。どちらのビルも壁面が鏡になっており、一方のビルが太陽光を反射して、もう1方のビルの影を消し、互いに影を消し合うというからくりだ。
太陽の移動に合わせて壁面をデザイン
影を消す原理はこのように簡単だが、太陽が西から東へ移動するにしたがって影の位置や太陽光の角度は変わる。なので常に影が消えるようにするには工夫がいる。
NBBJの建築家はコンピュータを駆使して、太陽の移動に応じた独特の曲壁面を2つのビルに導入した。そこに反射する光が、常に影の上に集中するように設計したとのことだ。
下にあるのが「ノー・シャドー・タワー」のイメージ画。独自の形状をしていることが分かる。
Facebook/NBBJ
 
光が集中し過ぎない配慮も
光が集中すると、その場所が火事になってしまう危険はないのか? そんな心配はいらない。NBBJの建築家はその点も配慮し、ビルの影の濃さが60%だけ減る(影が薄くなる)ように設計している。
NBBJは、建設地としてイギリスのグリニッジ半島を提案している。このビルが実現すれば、世界初の、影のできない高層ビルとなる。
- 321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 19:31:58.36
- 音楽や楽器に親しむと脳が活性化するといわれているが、中でもクラシックを聴くと”頭がよくなる”のを「モーツアルト効果」というのだそう。
なぜそうした効果が得られるのか。科学者がさまざまな角度から研究を行っているが、このほど行われたフィンランドの研究で、クラシック音楽はシナプス機能や学習機能を司る遺伝子に”効く”ことが明らかになった。
学習・記憶の遺伝子が活性化
ヘルシンキ大学の研究チームが、クラシック音楽を聴いた場合と聞かなかった場合を採血して比較した。
被験者を2つのグループに分け、1つのグループにはモーツァルトのバイオリン協奏曲3番を20分間聴いてもらった。そしてもう1つのグループには、前日から音楽を聴かないようにしてもらい、当日も被験者同士でおしゃべりするなどして過ごしてもらった。
その後、被験者から採った血液を調べたところ、モーツァルトを聴いたグループでは、ドーパミンの分泌やシナプス機能、学習・記憶に関わる遺伝子が活性化していることが明らかになった。
音楽に親しむ習慣があると顕著
最も活性化した遺伝子の一つはアルファ・シヌクレインと呼ばれる遺伝子で、歌の学習に深く関わることがわかっている。
ただし、こうしたプラス効果は、楽器を習ったことがあるなど音楽経験者で顕著だったとのこと。つまり、普段から音楽に接している人がクラシックを聴くと、より脳を活性化させられるということになる。
研究チームは今回の研究結果を音楽セラピーのメカニズム解明に生かしたい、としている。
- 322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 19:44:57.76
- 映画でもおなじみの『スタートレック』で一瞬にして目的地へワープする“テレポーテーション”が描かれて以来、パチッと指をならせば瞬間移動的なイメージがすっかり定着している。
しかしこの名場面、実は制作予算が足りなくて、宇宙船がどこかの惑星に到着する度に“着陸シーン”を撮影することができなかったため、乗り物がだめなら人だけ移動させちゃえ!という苦肉の策で生まれたシーンだそうだ。
科学的に言って、現段階で大きな物体のテレポーテーションはどう頑張っても不可能だという。但し原子レベルで言えば話は別で、現在研究開発が進む量子コンピュータ−は、量子をテレポーテーションさせて計算速度をあげようとしているらしい。
量子の情報を光の粒子が包み込んで瞬間移動することは理論上可能で、光の粒子は小さなダイヤモンドの粒くらいなら包み込めるというから、もしや将来人間だって包み込めちゃうかも?!とつい期待してしまう。
しかしMIT理論物理学のEdward Farhi教授は、課題は山積みで天文学的な距離を一瞬にして移動させるのは難しく、そのスピードも結局光にはかなわない、何より粒子が移動先できちんと再結成してもとの姿に戻れるか不安と話す。
例えばAさんを瞬間移動させるとして、まず出発地点のAさんの量子を分解して、目的地で量子を再結集させてAさんのクローン人間を創り出すようなもので、人間をテレポーテーションさせようと思ったら命の保証はできないという。
- 323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/12(日) 21:41:27.70
- 冥王星の衛星「カロン」の地下には、かつて海が存在していたかもしれないことを、NASAが最新の研究で明らかにした。
今は極寒の星だが、温暖だった時期がある?
冥王星は、地球の公転軌道の29倍離れた位置で公転している。
このため非常に寒く、地表面の温度は−229度を下回ると推定されている。その周りを回るカロンも同様に極寒の星だ。
しかし、冥王星とカロンの過去の軌道を推測したところ、潮汐加熱という、潮の満ち引きにより発生する摩擦熱が高まり、今よりも温暖であった時期があることが分かったのだという。
この時期に、カロンの地下には液体の水が存在していた可能性があるというのだ。
ちなみに、今の冥王星とカロンの位置や軌道では潮汐加熱は低いと推測されるため、かつての海もすでに凍っているのではないか、とのことだ。
来年の直接観測で詳細が明らかに
太陽系には、地下に液体の水が存在していると証明された星がいくつかある。木星の衛星エウロパと、土星の衛星エンケラドスがそれである。
液体で水が存在していることは、生命の誕生・生息に必須の条件とされるため、この2つの星については、地球外生命体が存在する可能性も指摘されている。
そしてカロンもまた、海が存在していた期間が十分に長かった場合、生命が存在していた可能性があるというのだ。
ちなみに、2つの星の地表面には、潮の満ち引きで生じた亀裂が存在する。この亀裂がカロンにもあれば、地下に海が存在していたことを証明できるのだという。
2015年7月に、アメリカの無人探査機ニューホライズンが冥王星に最接近する。この直接観測で詳細が明らかになるのだ。
カロンの地表面に亀裂はあるのか。来年は、科学者のみならず、一般の天文ファンの間でも期待が高まりそうだ。
- 324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/13(月) 00:30:51.90
- 藤森の女
- 325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/13(月) 02:26:22.88
- ■「住宅関連補助」
「住宅関連補助」では、「住宅手当」として「最高○万円まで」といった支給の制度が設けられている場合があります。まるまるは出ないまでも、このように補助があるだけでも家計はずいぶん助かりますからね。
■「財形貯蓄制度」
これらは現在ではずいぶん様変わりしています。特に「個人年金」についての考え方は以前とは大きく変わっています。誰でも老後が気になるものですが、「公的な年金は当てにならない」と考えている人が多いのです。
そこで、会社が個人年金についてあっせん、補助を行うことが増えています。ここで出てくるのが「DC = 確定拠出年金」です。
企業で「企業型確定拠出年金」の制度を運営している場合には、会社が毎月「掛け金」をその社員の専用口座に拠出します。社員は会社が用意している金融商品の中から運用先を選択します。これを続けて、(原則)60歳になったらその口座からお金を受け取れるのです。
企業に「企業型確定拠出年金」の制度がない場合、また「厚生年金基金」の仕組みがない場合には「個人型確定拠出年金」を利用することができます。これは自分で金融商品を選び、毎月定額を拠出します。
2012年(平成24年)からはいわゆる「マッチング拠出」として、(企業に定めがあれば)企業の拠出に併せて個人でお金を拠出できることになりました。
60歳まで引き出せませんが、「確定拠出年金」の制度は非課税です。利用しない手はないでしょう。
*……拠出金額は全額所得控除になり、金融商品の運用益も非課税です。
退職で引き出すときには課税対象になりますが、退職金扱いで控除を受けられ、税金は軽いのです。
老後のことも考えると、若いうちから「確定拠出年金」について理解しておく必要があります。
長く勤務するなら、その会社が「個人年金」についてどのような施策を持っているのか、確認しておくのは当然といえましょう。
他にも資産形成については以下のような制度に注目しましょう。
「持ち株会」
「持ち株会」の制度がある企業では、「月々○株を上限に1株○円で自社株を購入できる」といった施策があったりします。中長期的に株式取得できるので、地道な投資としては良い制度ですね。
自社の社員が株式を持つわけですから、安定株主ということで企業にも少なからずメリットがあります。
「ストックオプション」
「ストックオプション」の制度では、例えば「部長以上の役職の者には、
報酬以外に自社株を1株○円で○株まで購入する権利を付与する」といったものです。こちらも上記と同様企業にもメリットがある制度です。
- 326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/13(月) 10:28:06.82
- 藤森の肉便器
ヘビースモーカー
- 327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/13(月) 12:54:11.49
- 科学誌Natureにおいて先日、遺伝的に多様であることのメリットについて、本格的な調査結果が発表された。
それによれば親戚などの近親ではなく、遠い関係にある両親(異系交配)からは、比較的能力の高い子供が生まれる可能性のあることが判明したという。
35万人の遺伝情報から16項目を調査
研究を進めてきたのがイギリス、エジンバラ大学の研究チーム。彼らは100以上の研究を分析し、世界中のさまざまな場所に住む35万人の遺伝情報をもとに、子供の背の高さやコレステロール・レベル、認識能力、学力など16の生態医学的な特性を比較した。
その結果、背の高さや肺活量、認知能力、学力などの4つの特性において、異系交配のほうがより高いレベルを示した。つまり人種や国籍が異なるなど、遺伝的に遠い関係にある親から生まれた子ほど、学力が高く、背も高い傾向にあるとした。
環境的要因も考慮しても同じ結果
また研究者らは、経済的な状況による子供の育て方などが、この結果に影響を与えないよう、環境的要因も取り入れた調査も実施。
しかしながらそれらの情報を考慮に入れても、遺伝的に多様であることが、4つの特性に影響を与える重要な要素であることに変わりはなかったという。
不明確だった遺伝的多様性のメリット
これまで科学者は遺伝的に近い関係にある人、つまり従兄や親類との間で行わる「近親交配」の影響を論じてきたが、遠い関係にある「異系交配」については研究が進んでいなかった。
またダーウィンによって、遺伝的な多様性が生物の進化を促す上で有効であるとする説が唱えられたが、それを証明する「異系交配」のメリットも明らかされてこなかった。
この研究を率いたPeter Joshi氏はその点について「この多様性が、近親者の両親に共通した負の遺伝子を受け継ぐ機会を減らす、と考えています」と論文の中で語った。
とはいえこの結果から得られた子供の学力や背の高さなどの差は、わずかだったそう。まだまだ明確な結論を出すまでには、時間がかかるようだ。
- 328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/13(月) 12:55:55.54
- 心臓が停止し意識を失った瞬間、死んだ肉親に会ったり、花畑や三途の川を見たり、幽体離脱して自分の姿を天井から眺めたりする「臨死体験」。
これまでは、死後も魂が残る証拠だとする「魂存在説」や、全ては脳の働きで説明できるとする「脳内現象説」が主張され、議論が重ねられてきた。しかし最近の研究によって、どうやら後者に軍配が上がりそうだ。
心停止後に脳が「超覚醒状態」になる
実は以前から、臨死体験とは心停止した直後に、「超覚醒状態」になった脳が強烈な夢を出現させる状態ではないかという仮説が、ミシガン大学のジモ・ボルジギン博士の率いる研究チームによって立てられていた。
2013年の実験によれば、彼らは9匹のマウスを仮死状態に置き、開発した心電図マトリクスを使って心臓と脳の働きを観察した結果、心停止すると脳が目覚めている時よりも、活発に機能していることを確認したという。
しかも30秒間も、ガンマ振動と呼ばれる高周波の脳波が大きく揺れ、同時に多くの神経伝達物質が解き放たれていくのを発見。これにより脳が超覚醒状態になると考えられてきたが、まだ心臓と脳のつながりは明らかにされていなかった。
脳が心臓にシグナルを送り物質を放出
しかし先日発表された同大学の報告では、心停止する瞬間、脳がシグナルを送って心臓を止めようとし、神経伝達物質を放出することが判明。しかも逆にシグナルをブロックすれば、心停止の最終段階となる心室細動を遅らせることが可能になる、ことも示唆された。
この心臓と脳のメカニズムにより、「脳内現象説」が有力になったが、まだ不十分と言わざるを得ない。というのも脳が活性化するだけでは、手術中の自分の姿を正確に覚えている幽体離脱を説明できないからだ。
しかも脳は心停止してから30秒で活動を停止すると言われているが、幽体離脱の場合、3分間以上の記憶が残っている場合もある。この点についても今後、謎が解かれることを期待したい。
- 329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/13(月) 14:19:43.58
- 藤森乙
- 330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/13(月) 19:54:15.98
- 単三乾電池の寿命が800%になるガジェットが、今年中に発売される予定だ。日本の小売店では販売されないが、ネットで入手可能。
シリコンバレーのベンチャー企業が開発
そのガジェットの名は「Batteriser(バッテライザー)」。米国シリコンバレーのベンチャー企業が開発したものだ。
見かけは厚さ0.1mmの金属板。これを装着した単三電池を電気製品に入れて使うと、電池の寿命が最高で8倍になるという。
Batteriser
電圧を上げるブースターの役割
寿命を8倍にもできるのは、実は不思議でもなんでもない。
一般の単三電池の電圧は1.5V(ボルト)だが、現代の多くのハイテク製品は、電池が消耗して1.35V〜1.4V程度にまで電圧が下がると自動的に「電池切れ」と判断し、その電池は使えなくなってしまう。
ところが、この時点で、電池の中には(電圧は低いながらも)まだまだパワーが残っているのだ。
「Batteriser」は、落ちてしまった電圧を上げるブースターの役割をする。残ったパワーを集めて、電圧を1.5Vにする。その結果、実験によれば、従来の約5倍から8倍も長い時間使えるようになるとのことだ。
米国で特許取得済み
減ってしまった電池の電圧を上げる技術そのものは、珍しいものではい。そのための装置はすでにいろいろある。だが、それを0.1mmの薄さにした点は「Batteriser」ならではのものだ。
この薄型化の技術で「Batteriser」は特許を取得している。
Batteriser
今年中に発売予定
開発元のBATTEROO社は、今年中にクラウドファンディングサイト「Indiegogo」で製品化のための資金集めを開始、12月には一般売りを開始する予定だ。価格は4個(枚)セットで10ドル(約1,250円)とのこと。
- 331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/13(月) 19:55:25.53
- 究極のエコ・カーとして注目されている燃料電池自動車。これは水素に酸素を加え、化学反応により電気を作って走る車で、環境にも優しく、将来普及すると予想されている。
その最大の課題は、燃料の水素を確保すること。これまで水素は天然ガスや石油から製造されてきたが、その際、二酸化炭素も大気中に放出されてしまう。しかし先日、トウモロコシから直接、水素の抽出が可能になった、という報告がアメリカからもたらされた。
植物性糖分の100.0%を水素に変換
この技術を開発したのは、バージニア工科大学のパーシバル・チャン教授。報告によれば、彼は植物性糖分のキシロースやブドウ糖など10種類の酵素を含んだ水溶液と、有機バイオマスを混ぜることによって、効率よく水素を生産することに成功したという。
これまでもトウモロコシの糖分を発酵させてエタノールなどを作り、そこから触媒を使って水素を製造してきたが、穀物の価格高騰や環境破壊につながり、同時に費用対効果の点でも非合理だという意見が多かった。
また植物性糖分から直接作ることもできたが、今までは30.0%から60.0%までしか変換できなかったとされる。しかし今回の技術により、糖分のほぼ100.0%を水素へ変えることが可能になったという。
トウモロコシの廃棄物を利用し生産
しかも重要なことは、使われるのがトウモロコシの実ではなく、収穫された後に残った茎や葉、穂軸、さやなどの残り物。つまり廃棄処分されるもので作られるという点だ。
チャン教授は「3年から5年で、1日に車40台分の水素を生産するガソリンスタンドのような、バイオリアクターを建設することが可能になります。その結果、全国に供給するネットワークが広がるでしょう」とIndependent紙への取材で語った。
日本にも現在、ソーラー水素ステーションがあり、さまざまな試みが行われている。これらも含めて、クリーンエネルギーを作るため、さらなる技術の進歩に期待したい。
- 332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/13(月) 19:59:40.58
- 日光に当たることで作られ、魚などにも多く含まれるビタミンD。丈夫な骨を作ることで知られているが、健康で長生きするためにも摂取したい栄養成分なようだ。
ビタミンDが不足しがちな人は、死亡率が3割アップ
デンマークで行われた調査では、遺伝的にビタミンD不足になりがちな人は、死亡率が30%も高く、さらにがんによる死亡率は40%も高いことが分かった。
ただし、がんに次いで死亡率の高い、心疾患による死亡とビタミンDの不足には関係性は見られなかった。
この調査には9万5000人以上が参加
この調査には9万5000人以上のデンマーク人が参加。1976年から調査を終えた2013年までに、死亡した人数は1万人だった。
ビタミンDの効果
ビタミンDは骨を丈夫で健康に保ってくれるため、不足すると子どもはくる病、大人で骨軟化症に陥る危険もある。
また、ビタミンDには免疫力をあげたり、インシュリンの働きを助けて糖尿病のリスクを下げたりといった効果が期待できるという研究結果が、2013年に発表されている。
食事やサプリメントの摂取でビタミンDを補おう
何かと引きこもりがちで日光に当たる機会の少ない冬の季節には、食事やサプリメントでビタミンDを補うのがいいだろう。
かつおの塩辛やあんきも、カジキや鮭などの魚類のほか、きくらげなどにビタミンDは豊富に含まれている。
ただし、ビタミンDは過剰摂取すると副作用が起こる危険性もあるので、サプリメントで摂取するときには、決められた用法・用量を守るのも大切だ。
- 333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/13(月) 20:00:30.11
- 究極のエコ・カーとして注目されている燃料電池自動車。これは水素に酸素を加え、化学反応により電気を作って走る車で、環境にも優しく、将来普及すると予想されている。
その最大の課題は、燃料の水素を確保すること。これまで水素は天然ガスや石油から製造されてきたが、その際、二酸化炭素も大気中に放出されてしまう。しかし先日、トウモロコシから直接、水素の抽出が可能になった、という報告がアメリカからもたらされた。
植物性糖分の100.0%を水素に変換
この技術を開発したのは、バージニア工科大学のパーシバル・チャン教授。報告によれば、彼は植物性糖分のキシロースやブドウ糖など10種類の酵素を含んだ水溶液と、有機バイオマスを混ぜることによって、効率よく水素を生産することに成功したという。
これまでもトウモロコシの糖分を発酵させてエタノールなどを作り、そこから触媒を使って水素を製造してきたが、穀物の価格高騰や環境破壊につながり、同時に費用対効果の点でも非合理だという意見が多かった。
また植物性糖分から直接作ることもできたが、今までは30.0%から60.0%までしか変換できなかったとされる。しかし今回の技術により、糖分のほぼ100.0%を水素へ変えることが可能になったという。
トウモロコシの廃棄物を利用し生産
しかも重要なことは、使われるのがトウモロコシの実ではなく、収穫された後に残った茎や葉、穂軸、さやなどの残り物。つまり廃棄処分されるもので作られるという点だ。
チャン教授は「3年から5年で、1日に車40台分の水素を生産するガソリンスタンドのような、バイオリアクターを建設することが可能になります。その結果、全国に供給するネットワークが広がるでしょう」とIndependent紙への取材で語った。
日本にも現在、ソーラー水素ステーションがあり、さまざまな試みが行われている。これらも含めて、クリーンエネルギーを作るため、さらなる技術の進歩に期待したい。
- 334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/14(火) 00:18:54.65
- Googleやマイクロソフト、ケンブリッジ大学などのビルを設計したことで知られる世界的な建築デザイン会社、NBBJが、影を消す高層ビルを発表した。
高層ビルが地上に落とす影は社会的に問題となっているが、このビルによって解決の可能性が見えてきたようだ。
2つのビルが互いの影を消し合う
「ノー・シャドー・タワー」と名付けられたそのビルは、2つが1組となっている。
どちらのビルも壁面が鏡になっており、一方のビルが太陽光を反射して、もう1方のビルの影を消し、互いに影を消し合うというからくりだ。
太陽の移動に合わせて壁面をデザイン
影を消す原理はこのように簡単だが、太陽が西から東へ移動するにしたがって影の位置や太陽光の角度は変わる。
なので常に影が消えるようにするには工夫がいる。
NBBJの建築家はコンピュータを駆使して、太陽の移動に応じた独特の曲壁面を2つのビルに導入した。そこに反射する光が、常に影の上に集中するように設計したとのことだ。
下にあるのが「ノー・シャドー・タワー」のイメージ画。独自の形状をしていることが分かる。
Facebook/NBBJ
 
光が集中し過ぎない配慮も
光が集中すると、その場所が火事になってしまう危険はないのか?
そんな心配はいらない。NBBJの建築家はその点も配慮し、ビルの影の濃さが60%だけ減る(影が薄くなる)ように設計している。
NBBJは、建設地としてイギリスのグリニッジ半島を提案している。このビルが実現すれば、世界初の、影のできない高層ビルとなる。
- 335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/14(火) 00:46:42.87
- >>324
明らかに嘘の話だろ
汚れ安田美沙子ヲタ
参照
>>227>>228
2chで堀北真希の捏造を書き込み続けていた犯人は、書き込みログの流出で安田美沙子ファンの男だと判明
http://netnews00777.blog.fc2.com/blog-entry-1.html
犯人は過去に二つの2ちゃんビューアで女性タレントスレを荒らしてビューアのIDを開示されています。昨年その二つのビューアの書き込みログが流出して、
女性アイドル板安田美沙子スレを立ててファンとして書き込み続けている投稿ログと、女優堀北真希さんの関連スレで大量の自分が創作した嘘を、自作自演ででっち上げ続けている投稿ログが流出しています。
犯人は宮城県在住の安田美沙子ファンの男です。
↓犯人が書き込みに使用していたビューアのIDと書き込みログ
V8ABD2.At7g0QzVI
http://pastebin.com/Bp2Hy0Y1
XmAwcI4XrC2U5G/K
http://pastebin.com/hYFRR064
- 336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/14(火) 00:52:32.76
- 芸人便器でヘビースモーカーの堀北真希
- 337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/14(火) 08:34:04.63
- >>335
キチガイ堀北ヲタ死ね
- 338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/14(火) 11:17:03.33
- あの一行連投の奴ってタイマーでもついてるのかな?(・∀・)本スレね
絶対に朝の6時、7時ぐらいから初めて、11時ぐらいに去っていく(´・ω・`)
なんか事情があるのだろうか?(´・ω・`)
そしてトムとアイツが共存?することは無い(´・ω・`)
絶対に入れ替わり的な感じ(´・ω・`)
- 339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/14(火) 11:32:02.81
- まっここの住民さんは知らないかもですけど(´・ω・`)
恐らく東京トム的な人物だろう(´・ω・`)
そしてそいつだとするなら
俺はよく知ってる、そいつの事を(´・ω・`)
そしてそいつをトムがスルーしてる、擁護してるのならしてるで大問題ですわな(´・ω・`)
- 340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/14(火) 13:02:12.78
- 脊髄を損傷すれば人は歩けなくなり、起き上がれなくなる場合もある。そんな絶望に陥った人々を救うために今、あるツールが開発されているという。
それが脊髄移植用ツールの「e-Dura」。これを埋め込むことで電気的、化学的反応を引き起こし、歩くことが可能になるようだ。
電極が埋め込まれたシリコン製の基盤
「e-Dura」を開発しているのは、スイス連邦技術研究所などの科学者たち。シリコン製の基盤には電極が取り付けられ、柔らかい筋肉のように薄く伸び縮みし、脊髄の表面に取り付けられるようになっている。
そしてこれを埋めこみ、電気的刺激を与えると、筋肉が化学的反応を引き起こし、麻痺した足が動くようになるという。
マウスで成功も、人間への応用はこれから
2012年にはすでにマウスによる実験が行われ、下半身の機能が回復し、足を動かせることを確認。
さらにマウスの身体にも全くダメージを与えていないことが、認められた。
しかし人間への応用には至っておらず、まだリスクが残っているとされる。
実際に脊髄に埋め込むと、ツールとの摩擦によって筋組織を傷つけ、炎症を引き起こし、やがては取り外す結果になりかねない。
脳とツールのシンクロ技術が課題
また脳と脊髄のつながりもまだ確立されていない。
つまり人間が足を動かしたいと思うと同時に、脳からこのツールへ刺激が与えられるような仕組みを、構築しなければならないという。
しかし科学者たちは自信をのぞかせているようだ。そして「e-Dura」が将来、今まで歩行困難だった人々への希望の架け橋になることを願っているという。
- 341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/14(火) 13:03:47.52
- 大気汚染に長期間さらされていると、自閉症や精神分裂病にかかりやすくなる。
関連性を指摘する疫学的研究はこれまであったが、このほど米ロチェスター大学の研究で、実際に大気汚染が自閉症のリスクをどう高めているのかというメカニズムが明らかになった。
脳内で炎症、脳室肥大も
マウスを使った実験で、大気汚染にさらされたマウスは、清浄な空気を吸っているマウスに比べ活動的でなくなり、記憶力も低下することを確認した。
その上で、超微粒子物質を含む汚染された空気を吸ったマウスの脳を調べたところ、激しい炎症が起こっていて、また髄液を含む脳室が肥大していることがわかった。
脳梁のダメージで自閉症症状
研究を主導したDeborah Cory-Slechta教授によると、人間では脳室肥大は神経発生を阻害し、脳梁へのダメージを意味する。
脳梁は認知したり社会的行動、情動行動を処理したりする上で非常に重要な役割を果たすところ。
つまり、脳梁がダメージを受けることで自閉症症状につながると推測されるという。
オスのマウスで影響顕著
また、実験では大気汚染によるこうした脳への影響はオスのマウスで圧倒的に多く見られた。
これは、男性の方に自閉症を患う人が多いことと一致しているが、なぜそうなるのかは明らかになっていない。
Cory-Slechta教授は今後、大気汚染と脳のダメージの関連をさらに調べるとしていて、「性別に加え、なぜ自閉症を発症しやすい人とそうでない人がいるのかも明らかにしたい」と話している。
- 342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/14(火) 13:09:23.34
- これまで火星に大量の水が存在していたという「痕跡」は発見されていたが、水分が液体のまま存在する証拠はなかった。
しかし今年の1月に発表された欧州宇宙機関(ESA)の画像には、地表に巨大な水たまりのようなものがはっきり写っている。
青い湖の正体は風で集まった流砂
上の写真は、火星を周回しているマーズエクスプレス軌道衛星が撮影したもの。確かにこれを見ると、青い部分はまさに「湖」そのもの。
しかし欧州宇宙機関によれば、それらは何十年もかけて蓄積された流砂土砂だという。
もともと火星は強烈な砂嵐が起きる。そして数百万年もかけて風が岩や地表を削り、暗い色をした火山性の、玄武岩を含んだ堆積物をため込む。それらの塵が風で集められると、青い色に映し出されるようだ。
夜に液体となった水分が地表に現れる?
しかし水分に関しては、今年に入ってから多くの調査結果がもたらされている。
実際に、火星には地表の20.0%を覆うほどの水が存在していたというNASAの論文や、現在でも地中に液体状態で存在する可能性が高いとする研究結果も発表された。
そこでは地下約5cmのところに過塩素酸塩が存在し、大気中の水分が夜になると吸収され、過塩素酸塩が溶解することで液体の水として地表に現れ、日の出とともに水蒸気となって放出されると推測されている。
まだまだ未知の部分が多いが、少しずつ謎が明らかにされつつあるようだ。今後の調査に是非、期待したい。
- 343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/14(火) 13:10:34.96
- 高齢になると骨折しやすくなり、また治りも遅い。その高齢者の骨折治療に新しいアプローチが開けるかもしれない。
カナダの研究チームが、若い血を輸血することで骨折の治りが早くなることをマウス実験で確認した。若い血ではベータ・カテニンというタンパク質のレベルが低いことがポイントのようだ。
 高齢マウスの血液では治りが遅く
実験では、2匹のマウスの血液が互いに循環するよう結合し、20カ月のマウス2匹のペアと、20カ月のマウスと若いマウスのペアを比較した。
マウスで20カ月というと、高齢の部類。それぞれが骨折した状態で結合されたが、若いマウスとペアを組んだ高齢マウスは、同じ月齢のマウスとペアを組んだ高齢マウスより骨折が早く治った。
一方、高齢マウスとペアを組んだ若いマウスの骨折の治りは、通常より若干遅くなったという。
骨形成に関わるタンパク質を特定
これには、ベータ・カテニンと呼ばれるタンパク質がかかわっていることを研究チームは突き止めた。
高齢マウスではベータ・カテニンのレベルが高く、若いマウスとペアを組んだ高齢マウスでは、このベータ・カテニンのレベルが下がり、骨形成が促された。その結果、骨折の治りは早く、しかもいい状態に治癒した。
研究を主導したトロント子ども病院のベンジャミン・アルマン教授は「高齢者の骨折治療に若者の血液を輸血するというより、ベータ・カテニンのコントロールの方にクローズアップして今後研究を進めたい」と話している。
- 344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/14(火) 13:22:14.57
- 地球温暖化などの気候変動がもたらす災害。日本では近年、ゲリラ豪雨や竜巻被害が多く報告されている。
そして強い風雨を伴うものとして、日本では台風、海外ではハリケーンがある。
それらの発生の仕組みは同じで、今後は大型の台風やハリケーンが発生しやすくなると、カナダの自然科学者が専門誌「Science」に発表した論文の中で予測している。
大気循環の変化をシミュレーション
台風やハリケーンは、暖かい海域で発生する。強い日差しで空気が温められると同時に海水も温められ、水蒸気が発生し大気が不安定になる。
そして雲を形成しながら熱を放出するという過程を繰り返し熱帯低気圧となり、さらに発達すれば台風やハリケーンとなる。
この大気循環が温暖化でどのように変わるか、トロント大学のFrederic Laliberte研究員らがシミュレーションを行った。
台風の”エンジン”がパワーアップ
それによると、温暖化により従来よりも大量の水蒸気が発生し、大きな空気の塊が形成されやすくなる。
これが台風やハリケーンの”エンジン”をパワーアップさせ、強烈さが増すのだという。
Laliberte研究員は「発生する数は変わらないものの、条件がそろって発生する大型のものは、一層激しさを増す」と予測する。
毎年のように台風が上陸したり近づいたりして被害が出ている日本。
これまでよりも大型化した台風がくるとなると、災害への備えがますます重要性を増しそうだ。
- 345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/14(火) 13:23:59.68
- 手の皮膚からアルコールを検出する技術が開発された。
皮膚から出るわずかなアルコールを検出
日本経済新聞によると、東京医科歯科大学の三林浩二教授らが、飲酒後に「手のひらから出るわずかなアルコールを検出」する技術を開発したという。
自動車のハンドルなどに取り付けることで、飲酒運転防止への効果が期待される。
ガスを可視化
三林浩二教授らは、化学物質の濃度情報を光に変換する技術を応用して、空間中のガス分布を画像的にモニタリングできる「匂い情報の可視化計測技術」などの研究をおこなっている。
教授らは、飲酒時に皮膚からガスとして気化したアルコールが放出されることに着目した。アルコールを分解する酵素と光る試薬を布に染み込ませ、アルコールを検出して黄色に光る仕組みの布を作った。
ビールを飲んだ人の手をこの布の近くに置いたところ、正しく検出できたという。
5年後の実用化を目指す
この技術を利用すれば、運転者のアルコール摂取状況を常時監視できるようになる。
ハンドルにアルコールを検出するセンサーを取り付けて、アルコールを検出すれば警報がなるなどの装置を開発すれば、飲酒運転防止への効果が期待できる。
この新技術は、5年後を目途に実用化を目指すという。
ゼロにならない飲酒運転事故
平成14年の飲酒運転の厳罰化以来、飲酒運転による交通事故件数は大幅に減少してきた。平成15年には1万6376件だった飲酒運転による交通事故件数が平成20年には6219件と、5年間でおよそ5分の2となった。
しかし、平成20年以降は減少幅が縮小傾向にある。平成25年の飲酒事故による交通事故件数は前年比4335件と飲酒死亡事故件数は238件だった。
簡単な「アルコール検知」に期待
現在、飲酒運転防止のために、一部で呼気を吹き込むタイプの「アルコール・インターロック装置」が使用されている。
しかし、現在使われている装置はわざわざ呼気を吹き込んだり、判定まで数分待つ必要があるなど手間がかかることや高価さなどがネックとなり、まだ一般に広く普及していない。
大がかりな検出装置を必要としない今回の新技術により、アルコール・ロック装置が普及して、飲酒運転の撲滅につながるのではないかと期待が高まる。
- 346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/14(火) 13:27:13.97
- ヨガや禅で行う瞑想といえば、心身をリラックスさせる作用で知られている。実際、ストレスを緩和するなどの効果があることがこれまでの研究で明らかになっている。
そして、このほど新たなメリットが加わった。瞑想を行うことで加齢に伴う脳の萎縮スピードを緩やかにすることができ、その分”若さ”を保てるというのだ。
脳の萎縮が緩やかに
人は誰しも歳をとり、次第に脳が縮んでくる。その結果、記憶力が低下したり、思考や反応が緩やかになったりする。いわゆる老化だ。
だが、カルフォルニア大学ロサンゼルス校の研究によると、瞑想をすることで脳の萎縮スピードが遅くなることが確かめられた。
具体的には、神経細胞を多く含み、情報処理を行う灰白質と呼ばれる部分にプラスに働くのだという。
灰白質部分の萎縮に差
研究では瞑想を行う50人と、瞑想を行わない50人の脳を、加齢に伴いどんな変化が現れるか観察し比較した。被験者は24−77歳で、瞑想の経験年数は平均20年だった。
研究によると、どちらのグループでも歳をとるにつれ萎縮が見られたが、瞑想を行う人の灰白質部分は、瞑想を行わない人ほどに萎縮しなかった。
その差は明らかで、この結果に研究チームも驚いたという。研究著者の1人、Florian Kurth氏は「灰白質部分、つまり広範囲にわたって瞑想がプラスに働くことになる」と話す。
認知症対策にも有効?
先にも述べたが、灰白質は情報処理の中心となる部分なので、ここが萎縮するとボケや記憶力低下などを招く。裏を返せば、灰白質部分を健康に保てればボケなどを回避できるということになる。
現代では平均寿命が伸び、その分、認知症などを患う人も多くなっている。できることなら年をとってからも心身ともに健康でありたいもの。ストレス緩和だけでなく老後のためにも瞑想を取り入れると良さそうだ。
- 347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/14(火) 17:50:20.74
- 若い時は夜更かししたり、徹夜したりしても疲れはすぐに回復する。
だが、その若さを過信してはいけないようだ。
ベイラー大学の研究によると、若い時の睡眠不足は数十年後の記憶力低下を招くのだという。
メンタルヘルスにも影響
研究は、これまでに行われた200余りの調査を分析する形で行われ、対象者を若年(18−29歳)、中年(30−60歳)、高齢者(60歳以上)に分けて、睡眠不足が脳機能にどう影響するかを調べた。
それによると、若いとき、そして中年になってからも睡眠を十分にとっている人は、年老いてからの脳機能が良好であることが明らかになった。
また、中年になってもよく眠れている人は28年後のメンタルヘルスも健全なのだという。
「若いときから十分な睡眠を」
研究著者のマイケル・スカリン氏は「若い時はあれもこれもしたいと、睡眠不足になりがち。寝るのは時間の無駄、と睡眠を軽視する人もいる」と指摘する。
その上で「睡眠不足は記憶力やメンタルだけでなく、循環器系の疾患リスクなどにもリンクする。
後の心身の健康のために若いときから十分な睡眠をとることを勧める」と話す。
睡眠不足が短期的な記憶力低下を招くことはこれまでの研究で明らかになっているが、数十年というスパンでも悪影響が出るとなれば、私たちはもっと睡眠に注意を払う必要があるようだ。
- 348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/14(火) 18:00:07.68
- 事故などで失われた手や足の代わりに、人工的に作られる義肢。
現在、義足や義手の動きは自由度が広がり、ある程度思う通りに動かすができるようになった。
しかし開発を進めている人工皮膚を使えば、義肢の未来がさらに広がる可能性が出てきた。
圧力や熱も感知できる人工皮膚
この人工皮膚は、透明で伸縮するシリコン素材でできており、
それらは触れたり伸ばしたりすると電気を生み出すナノチューブを含んでいる。
そのため本当の人間の皮膚のように温かい肌ざわりが実現できた。
またセンサーが内蔵されており、圧力や温度なども検知でき、さらに触れたものが、暖かいか冷たいかも見分ける機能を持っている。
濡れている感覚も得られることが証明
開発者はこの人工皮膚に、湿気を含んだものや、含まない物に触れさせるテストを行った。
すると乾いているか、濡れているかということも判断できることが分かった。
将来は脳神経に人工皮膚を接続
しかし現在、研究者らはさらに先を見据えている。
彼らは、この人口皮膚を人間の脳神経に直接、接続させることを考えている。
これができるようになれば、これまで機械的な義手や義足でしか暮らせなかった人が、自分の感覚を取り戻せるようになるという。
研究者は報告の中で次のように語った。
「義手と、この薄い層からなる電気的な皮膚が組み合わさると、多くの複雑な動作が実現できるようになる。
例えば握手したり、キーボードを打ったり、ボールをつかんだり、熱かったり冷たかったりする飲み物のカップを取り上げたり、
乾いたり濡れたりしている物の表面を感じ取ったり、さらに人と人との触れ合いも可能になります」
- 349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/14(火) 18:09:48.19
- いつ電話が鳴っても、メールが来てもいいように、思い立ったらいつでもSNSをチェックがチェックできるように、
机やテーブルの見えるところにを携帯電話を置いている人は多いかと思う。
しかし、仕事や勉強に集中して能率を上げたいなら、視界に入らないところにしまっておいたほうがいいようだ。
携帯を出しておく?しまっておく?
米サザン・メイン大学の研究チームは、統計学を受講している学生を2つのグループに分け、
一方のグループには「もしかしたら、これから行うテストで必要になるかもしれないので」と告げて机の上に携帯電話を出しておいてもらい、
もう一方のグループでは携帯電話をバッグやポケットなど、見えないところにしまっておいてもらい、2種のテストを行った。
視界に入らないほうが集中できる
最初のテストはごく単純なもので、並んでいる20列分の数字の中から、
各列の先頭に指定された数字を見つけ、線を引いて消していく。
たとえば「3 8 2 1 6 2 7 5」と数字が並び、指定された数字が「2」だとしたら、単純に「2」の上に線を引けばいい。
次のテストはもう少し複雑。
各列の先頭に数字が指定されているのは同じだが、消していくのは、足して指定の数字なる隣り合った2つの数字。
たとえば、「2 1 6 1 8 3 0 5」と数字が並び、指定された数字が「3」だとしたら、「2 1」、「3 0」の部分を消すことになる。
結果は、どちらのテストも携帯電話をしまっておいたグループのほうが成績がよく、とりわけ複雑なテストのほうでは、
携帯電話をしまっておいたグループは平均26点、携帯電話を机に出しておいたグループは平均21点と差がついた。
携帯に執着していないか?
研究を率いた社会心理学者ビル・ソーントン博士は、こうした結果について「携帯電話がそこにあるだけで気が散り、注意力、作業能率が低下するというさらなる証拠。
モバイルテクノロジーのおかげで常時接続が可能になったが、これが携帯電話へ執着してしまう一因となっている。
朝起きてから寝る直前まで携帯電話を手放せないのであれば、それは典型的な“行動中毒”」と指摘している。
- 350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/14(火) 18:11:55.37
- 太陽系の端に位置する冥王星への探査が、ついに来年1月から本格始動する。接近を開始したのは、NASAの探査船「ニュー・ホライズン」。
冬眠状態から覚醒した探査船
8年前の2006年に打ち上げられた「ニュー・ホライズン」は、電力節約のため、長い旅の3分の2の距離を冬眠状態のまま過ごし、静かに宇宙を漂っていた。
しかし昨晩、ついに1873日間の長い眠りから覚め、起動した。そして地球のコントロールセンターへメッセージを送るなど、全ての機能を完全に回復させた。
週に1度は必ず地球にメッセージ
旅の間NASAの職員は数カ月に1回、探査船を再起動して目覚めさせ、システムに異常がないかどうかをチェックしていた。また探査船のコンピュータも1週間に1度、必ずメッセージを地球へ届けていた。
「ニュー・ホライズン」は現在、地球から48億キロ離れたところを航行している。それは通信が届くのに4時間30分もかかる距離となる。
冥王星は地球の500分の1
冥王星は楕円軌道を描いて回っており、公転周期は247.7年。大きさは直径2300キロあり、質量は地球の500分の1しかなく、月よりも小さい。5個の衛星を持ち、氷に覆われた星とされている。
ニュー・ホライズンの任務とは
「ニュー・ホライズン」はこれから、7カ月かけて冥王星に接近。2015年の7月には惑星の表面から7767マイルの地点に最接近し、冥王星の地形と最大の衛星「カロン」に関するデータを収集する。
成功すれば、地球からの観測が難しいとされてきた冥王星の表面の様子を、史上初めて高画質な映像で見ることができるかもしれない。
NASAはこの計画について動画を作成している。日本語の字幕は無いのだが、映像で紹介しているので、ご興味がある方は下の動画をご覧ください。
- 351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/14(火) 18:57:57.67
- だからなんでコピペが新しくなってんだよ(´・ω・`)
- 352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/15(水) 01:24:21.13
- 物理学者のホーキング博士や、多くの患者が苦しめられている筋ジストロフィー。
ジストロフィンという遺伝子に変異が生じ、筋肉の衰弱が進行していく疾患で、国内に推定約3500人の患者がいる。
この遺伝子を人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使い、世界で初めて修復したとの発表があった。
この研究に携わったのは、京都大学iPS細胞研究所の堀田秋津助教授と、同大学院の李紅梅さんらの研究グループ。
30億の中から1つの変異を修復
筋ジストロフィーにはさまざまな種類があるが、デュシェンヌ型というものは、ジストロフィンという遺伝子に変異が生じ、筋肉が衰弱し、次第に動けなくなるという、最も頻度の高い病気で、男性のみに発症する。
しかし30億塩基で構成される巨大なヒトゲノムの中で、ジストロフィン遺伝子というたった1カ所の変異だけを精密に修復するのは至難の業だった。
またこれまでのウィルスを運ぶ手法では、正常な遺伝子を導入することはできても、変異遺伝子自体を修復することは不可能だった。
ゲノム配列データから切断部位を決定
そこで研究者らは、まずゲノムの配列の中から、予期しない場所でDNAの切断が起きないように、ゲノム全体で1カ所しかない配列のデータベースを作成し、その情報を基に遺伝子の切断部位を決めた。
3つの中から最も有効な手法を発見
そしてジストロフィンタンパク質の機能を取り戻すため、Exon 45 skipping、Reading frame shift、Exon 44 knock-inという3つの手法を試し、患者のiPS細胞を遺伝子操作した。
その結果、Exon 44 knock-inが最も効果的なアプローチであることを突き止めた。
正常なタンパク質が発現
さらに多くの解析により、最も遺伝子変異の少ないクローンを選んだ。
最後にそのiPS細胞を骨格筋細胞へと分化させたところ、正常なタンパク質が発現していることが確認された。
つまり変異を起こし、病気を誘発していた遺伝子を修復させることに成功した。
しかも画期的だったのは、ヒトゲノム情報から配列データを抽出することで、予想外の変異導入がほとんどなく、狙った個所だけを修復できたこと。
もっとも研究者らによれば、今後の治療に結びつけるためには、修復したIPS細胞から、移植に適した細胞を作製するなど、多くの課題が残されているという。
しかしこの手法は、将来の遺伝子治療の新しい枠組みになると期待されている。
- 353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/15(水) 01:49:18.41
- 脳の記憶容量を変えることは可能だろうか。そんな疑問に対し、恐らく将来は可能になるかもしれない、とする研究結果がもたらされた。
脳細胞と記憶のメカニズムを調査
研究を行ったのは、マッギル大学のキース・ムライ博士と研究チーム。彼らはマウスを使い、脳細胞同士の結びつきの変化が、どのように新しい記憶を生み出すのかを調べた。
あるタンパク質の抑制が記憶をもたらす
すでに以前の研究から、脳が記憶を蓄えるには、新しい分子の生産が必要なことが、明らかにされている。
逆に言えばこのことは、分子を制限するタンパク質を、脳が持っていることを示している。そしてこの働きが抑制される時、脳は新しい情報を蓄えることができる。
生産を抑制するFXR1P
これらの前提を踏まえつつ研究を進めた結果、研究者たちはFXR1P(Fragile X related protein 1)というタンパク質が、新たな記憶に必要な分子の生産を、抑制していることを突き止めた。
つまりFXR1Pが脳から取り除かれた場合、新しい分子が次々と生産され、脳細胞と相関関係にあるものとの結びつきが強まり、記憶力を改善させることが判明した。
将来は病気によって記憶力を操作
キース・ムライ博士はScienceDailyの中で次のように語った。
「この分野の研究は興味深い。このFXR1Pをコントロールするものが突き止められたら、脳の活動や柔軟性を変えることができるかもしれない。例えば自閉症なら脳の活動を下げたり、アルツハイマーなら、活動を高めたりすることが可能になるかもしれない」
このFXR1Pというタンパク質をうまく操作することによって、近い将来、さまざまな脳の病気に苦しむ人々の生活が、改善されることを望む。
- 354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/15(水) 02:08:13.22
- 最近は皮膚がんとの関連から、紫外線を浴びることが危険視されているが、この度、適度な日光浴による肥満や糖尿病を抑える効果について、研究機関から発表があった。
栄養を与えたマウスにUVライトを照射
西オーストラリアのテレソン児童機構、エジンバラ大学、サザンプトン大学の合同調査チームは、栄養を過剰に与えたマウスに、UV(紫外線)ライトを適度に照射した。
体重増加が緩やか、糖尿病の兆候もなし
その結果、ライトを照射されたマウスは、体重の増加の速度が遅くなった。また異常なブドウ糖の増加など、糖尿病とのつながりを警告するような兆候も見られなかった。
一酸化窒素のクリームでも体重が抑制
そもそも紫外線治療の効果は、一酸化窒素と呼ばれる化合物と関係がある。肌が太陽にさらされることで、一酸化窒素が血中に放出され、血圧を下げることも確認されている。
そこで研究チームは、一酸化窒素を含んだクリームを、太ったマウスの肌に塗ってみた。
すると紫外線を照射した時と同じく、体重増加を抑制する効果が認められた。
これまでの太陽光線の効果
太陽を浴びると、人の骨や歯の形成に必要なビタミンDが体内に蓄積されたり、一酸化窒素で心臓や血管にも良い効果をもたらしたり、することも明らかになっている。
精神衛生面でも、うつ病には太陽の光を浴びるのが良いとされ、さらに日光浴をする人は、しない人に比べて寿命が長くなるという知見も得られている。
結果を人間に当てはめるには時期尚早
しかしマウスは本来夜行性の動物で、毛皮で覆われており、普段から多くの太陽光線を浴びてはいない。
そのため研究者は、日光が人間の体重増加や糖尿病のリスクに対し、マウスと同じ効果があるのか、今後も慎重に確かめていく必要があると語る。
- 355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/15(水) 13:59:56.52
- 非常に困難な地震予知
日本をはじめ、世界各地で多数の被害者を出している大地震。
これまで多くの科学者が、大地震の予知を試みてきた。大気中のラドンガス濃度、地熱の変化、はたまた動物の異常行動に至るまで、さまざまな現象から地震予知が試みられた。
だが、どれも成功していない。
アイスランドで、地下水の成分に異常を検知
今回、「natuer geoscience」誌に発表されたスウェーデン・ストックホルム大学の発見には、このような現状を打破し、地震予知を現実にする可能性があると見られている。
同大学の研究者たちはアイスランドで地下水の化学成分を5年間観測し、2012年と2013年に起ったマグニチュード5を超える大地震の直前(4カ月〜6カ月前)に、成分組成に著しい変化があることを発見した。
「地震発生と地下水成分の変化が偶然一致したとは考えられない」と研究者は言っている。
「そういう偶然がないとは言い切れないが、確率としては110万分の1程度」とのこと。
阪神・淡路大震災でも観測された地下水の成分異常
1995年に起った阪神・淡路大震災でも、地震発生直前に地下水の成分に異常が観測されている。
そのことから、「地下水で地震を予知できる」という説を唱える学者もいた。
しかし、観測データの数が少な過ぎたため、ほとんど無視されていた。
今回の発見は、この説をより強力に裏付けることとなった。
ひび割れた岩盤から、成分が地下水に溶け出す
地震が起きる直前には、地中の岩盤に大きな圧力がかかった状態になる。
すると岩盤に細かなひびが入り、そこから、それまでとは異なったミネラル成分が地下水に溶け出す。
そのせいで地下水の化学成分が変化するのだろう、と研究者たちは考える。
さらなる調査データを収集し、地震予知に近づく
今回の発見を実用的な地震予知に結びつけるには、さらなる調査が必要だ。世界各地で地盤の鉱物組成は異なっている。
アイスランドと同じではない。そのため「他の地域でも同じ調査が必要だ」と研究者は言う。
- 356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/15(水) 14:41:17.92
- がんは早期発見に越したことはない。「それは分かっちゃいるけど、検査のことを考えると尻込みしてしまう」という人も多いだろう。
でも、血液検査だけでがんの有無を診断できるとしたら?
英国ブラッドフォード大学の研究チームがそれを可能にできそうな方法を開発した。
白血球に紫外線を当ててダメージの度合いを比較
研究チームが注目したのは体の免疫機能を担う白血球と紫外線。
主任研究者のダイアナ・アンダーソン教授によると、白血球はがんと戦うことによりストレスを受ける。
そこへさらなるストレスとして紫外線を当てると、
がん患者の白血球DNAは、健康な人のDNAと比べてダメージを受けやすくなることが分かった。
ダメージを受けたDNAは彗星状に
この紫外線ストレスに対する感受性によってがんの有無を診断しようというのが、
研究チームが開発した「Lymphocyte Genome Sensitivity (LGS)test」(リンパ球ゲノム感受性試験)と呼ばれる検査法だ。
がん患者のDNAに紫外線を当てて電界に置くと、劣化した部分が陽極の方に引っ張られ、尾を引く彗星のような状態になるのだとか。
引っ張られる尾が長くなれば、それだけダメージが大きいということになる。
血液サンプルで検証
がんの疑いがある診断・治療前の患者114人、健康なボランティア94人の血液にさまざまな強度の紫外線を当ててLGS検査を行い、最終的な診断結果と比べたところ、
黒色腫(メラノーマ)、大腸がん、肺がんについて、「がん」「前がん状態」「正常」の判別が高精度でできていることが分かった。
大腸がんについて臨床試験を実施中
現在、ブラッドフォード大学の付属病院では、LGS検査で大腸がんの有無を正確に診断できるかどうか臨床試験が行われている。
この検査の精度と有効性が証明されれば、血液検査だけでがんの有無を診断できるわけで、組織を取って生検をするという従来の方法を取らなくてもいいケースが増えるかもしれない。
また検査のハードルが下がれば、がんの早期発見にもつながるだろう。
- 357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/15(水) 14:45:14.99
- 地球上の生物は今、大量絶滅の初期段階にある――米スタンフォード大学の生物学者とその研究グループがそんな調査結果を発表。警鐘を鳴らしている。
最大で33%の脊椎動物が絶滅の危機
発表によれば、西暦1500年以降、地球上の320種以上の脊椎動物が絶滅したとされている。また、生き残っている種についても、平均で25%個体数が減少しているとのこと。
そして現在、脊椎動物の16〜33%が絶滅の危険にあると推定されているのだという。この中にはゾウやサイ、ホッキョクグマも含まれる。
さらには、昆虫などの無脊椎動物も同様に減少、絶滅が進んでいるというのだ。
この調査を行ったスタンフォード大学のRodolfo Dirzo教授によれば、これらの減少、絶滅のペースは、かつての大量絶滅の初期段階のペースに匹敵するのだという。
原因はずばり「人類」
地球は、誕生からこれまでの間に、生物の大量絶滅を5回経験している。
前回の大量絶滅は約6500年前。この時の原因は、隕石(いんせき)の衝突とも、大規模な火山活動とも言われている。
その結果、恐竜などが根絶やしにされた。
そしてDirzo教授は、現在進行中の大量絶滅の原因に「人類」を挙げているのだ。
増え過ぎた人類。気候変動も原因
大量絶滅の原因は、人類が増え過ぎてしまったことにある。
大きな動物は、一世代で生む子供の数が少ないため、個体数の増加率が低いのが一般的だ。
しかし人類は、捕食や飢えといった自然環境にあるリスクを低減させることができるようになった。すると個体数の増加率が上昇。人類は過去35年で個体数を倍増させた。
その結果、人類はより広い生息域が必要となった。
このことが、他の種の生活域を消失させたり、食料の確保を困難にさせてしまったりした。これが、大量絶滅の原因となってしまっているのだ。
この傾向は脊椎動物だけではない。昆虫などの無脊椎動物もまた、同じく35年で45%減少しているのだという。
また、地球規模の気候変動が人類によって引き起こされたことも、他の種の絶滅が加速する原因となっているとしている。
いずれは人類も窮地に立たされることに
今は増えている人類だが、生態系が崩れれば、いずれは危機を迎えることになる。具体的には、ネズミなどのげっ歯類の増加にともなう伝染病の流行や食糧難だ。
自らを原因とした大量絶滅時代を生き延びることができるのか。人類は正念場に立たされている。
- 358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/16(木) 17:55:50.85
- 藤森と付き合ってるのですか?
- 359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/16(木) 20:38:08.64
- 大気汚染に長期間さらされていると、自閉症や精神分裂病にかかりやすくなる。
関連性を指摘する疫学的研究はこれまであったが、このほど米ロチェスター大学の研究で、
実際に大気汚染が自閉症のリスクをどう高めているのかというメカニズムが明らかになった。
脳内で炎症、脳室肥大も
マウスを使った実験で、大気汚染にさらされたマウスは、
清浄な空気を吸っているマウスに比べ活動的でなくなり、記憶力も低下することを確認した。
その上で、超微粒子物質を含む汚染された空気を吸ったマウスの脳を調べたところ、激しい炎症が起こっていて、また髄液を含む脳室が肥大していることがわかった。
脳梁のダメージで自閉症症状
研究を主導したDeborah Cory-Slechta教授によると、
人間では脳室肥大は神経発生を阻害し、脳梁へのダメージを意味する。
脳梁は認知したり社会的行動、情動行動を処理したりする上で非常に重要な役割を果たすところ。
つまり、脳梁がダメージを受けることで自閉症症状につながると推測されるという。
オスのマウスで影響顕著
また、実験では大気汚染によるこうした脳への影響はオスのマウスで圧倒的に多く見られた。
これは、男性の方に自閉症を患う人が多いことと一致しているが、なぜそうなるのかは明らかになっていない。
Cory-Slechta教授は今後、大気汚染と脳のダメージの関連をさらに調べるとしていて、
「性別に加え、なぜ自閉症を発症しやすい人とそうでない人がいるのかも明らかにしたい」と話している。
- 360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/16(木) 20:40:52.10
- 地球温暖化などの気候変動がもたらす災害。日本では近年、ゲリラ豪雨や竜巻被害が多く報告されている。
そして強い風雨を伴うものとして、日本では台風、海外ではハリケーンがある。
それらの発生の仕組みは同じで、今後は大型の台風やハリケーンが発生しやすくなると、カナダの自然科学者が専門誌「Science」に発表した論文の中で予測している。
大気循環の変化をシミュレーション
台風やハリケーンは、暖かい海域で発生する。
強い日差しで空気が温められると同時に海水も温められ、水蒸気が発生し大気が不安定になる。
そして雲を形成しながら熱を放出するという過程を繰り返し熱帯低気圧となり、さらに発達すれば台風やハリケーンとなる。
この大気循環が温暖化でどのように変わるか、トロント大学のFrederic Laliberte研究員らがシミュレーションを行った。
台風の”エンジン”がパワーアップ
それによると、温暖化により従来よりも大量の水蒸気が発生し、大きな空気の塊が形成されやすくなる。
これが台風やハリケーンの”エンジン”をパワーアップさせ、強烈さが増すのだという。
Laliberte研究員は「発生する数は変わらないものの、条件がそろって発生する大型のものは、一層激しさを増す」と予測する。
毎年のように台風が上陸したり近づいたりして被害が出ている日本。
これまでよりも大型化した台風がくるとなると、災害への備えがますます重要性を増しそうだ。
- 361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/17(金) 02:27:35.92
- 櫻井翔のヲタで
有名な基地害のふかちゃんのツイッター垢→@chobichobi88
ちょっと読めばわかるが
だいぶイッちゃってる基地害
優しい人はフォローしてあげてください(^ω^)
- 362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/17(金) 16:13:49.47
- バレーボール坂口佳穂「171cmの奇形チビ、オッサンの櫻井翔は眼中にありません」。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150717-00000022-dal-spo
- 363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/17(金) 19:50:33.11
- 物理学者のホーキング博士や、多くの患者が苦しめられている筋ジストロフィー。
ジストロフィンという遺伝子に変異が生じ、筋肉の衰弱が進行していく疾患で、国内に推定約3500人の患者がいる。
この遺伝子を人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使い、世界で初めて修復したとの発表があった。
この研究に携わったのは、京都大学iPS細胞研究所の堀田秋津助教授と、同大学院の李紅梅さんらの研究グループ。
30億の中から1つの変異を修復
筋ジストロフィーにはさまざまな種類があるが、デュシェンヌ型というものは、ジストロフィンという遺伝子に変異が生じ、筋肉が衰弱し、次第に動けなくなるという、最も頻度の高い病気で、男性のみに発症する。
しかし30億塩基で構成される巨大なヒトゲノムの中で、ジストロフィン遺伝子というたった1カ所の変異だけを精密に修復するのは至難の業だった。
またこれまでのウィルスを運ぶ手法では、正常な遺伝子を導入することはできても、変異遺伝子自体を修復することは不可能だった。
ゲノム配列データから切断部位を決定
そこで研究者らは、まずゲノムの配列の中から、予期しない場所でDNAの切断が起きないように、ゲノム全体で1カ所しかない配列のデータベースを作成し、その情報を基に遺伝子の切断部位を決めた。
3つの中から最も有効な手法を発見
そしてジストロフィンタンパク質の機能を取り戻すため、Exon 45 skipping、Reading frame shift、Exon 44 knock-inという3つの手法を試し、患者のiPS細胞を遺伝子操作した。
その結果、Exon 44 knock-inが最も効果的なアプローチであることを突き止めた。
正常なタンパク質が発現
さらに多くの解析により、最も遺伝子変異の少ないクローンを選んだ。
最後にそのiPS細胞を骨格筋細胞へと分化させたところ、正常なタンパク質が発現していることが確認された。
つまり変異を起こし、病気を誘発していた遺伝子を修復させることに成功した。
しかも画期的だったのは、ヒトゲノム情報から配列データを抽出することで、予想外の変異導入がほとんどなく、狙った個所だけを修復できたこと。
もっとも研究者らによれば、今後の治療に結びつけるためには、修復したIPS細胞から、移植に適した細胞を作製するなど、多くの課題が残されているという。
しかしこの手法は、将来の遺伝子治療の新しい枠組みになると期待されている。
- 364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/17(金) 19:52:09.43
- Googleやマイクロソフト、ケンブリッジ大学などのビルを設計したことで知られる世界的な建築デザイン会社、NBBJが、影を消す高層ビルを発表した。
高層ビルが地上に落とす影は社会的に問題となっているが、このビルによって解決の可能性が見えてきたようだ。
2つのビルが互いの影を消し合う
「ノー・シャドー・タワー」と名付けられたそのビルは、2つが1組となっている。どちらのビルも壁面が鏡になっており、一方のビルが太陽光を反射して、もう1方のビルの影を消し、互いに影を消し合うというからくりだ。
太陽の移動に合わせて壁面をデザイン
影を消す原理はこのように簡単だが、太陽が西から東へ移動するにしたがって影の位置や太陽光の角度は変わる。なので常に影が消えるようにするには工夫がいる。
NBBJの建築家はコンピュータを駆使して、太陽の移動に応じた独特の曲壁面を2つのビルに導入した。そこに反射する光が、常に影の上に集中するように設計したとのことだ。
下にあるのが「ノー・シャドー・タワー」のイメージ画。独自の形状をしていることが分かる。
Facebook/NBBJ
 
光が集中し過ぎない配慮も
光が集中すると、その場所が火事になってしまう危険はないのか? そんな心配はいらない。NBBJの建築家はその点も配慮し、ビルの影の濃さが60%だけ減る(影が薄くなる)ように設計している。
NBBJは、建設地としてイギリスのグリニッジ半島を提案している。このビルが実現すれば、世界初の、影のできない高層ビルとなる。
- 365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/22(水) 00:34:05.00
- 藤森真希
- 366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/22(水) 20:13:22.50
- 物理学者のホーキング博士や、多くの患者が苦しめられている筋ジストロフィー。
ジストロフィンという遺伝子に変異が生じ、筋肉の衰弱が進行していく疾患で、国内に推定約3500人の患者がいる。
この遺伝子を人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使い、世界で初めて修復したとの発表があった。
この研究に携わったのは、京都大学iPS細胞研究所の堀田秋津助教授と、同大学院の李紅梅さんらの研究グループ。
30億の中から1つの変異を修復
筋ジストロフィーにはさまざまな種類があるが、デュシェンヌ型というものは、ジストロフィンという遺伝子に変異が生じ、筋肉が衰弱し、次第に動けなくなるという、最も頻度の高い病気で、男性のみに発症する。
しかし30億塩基で構成される巨大なヒトゲノムの中で、ジストロフィン遺伝子というたった1カ所の変異だけを精密に修復するのは至難の業だった。
またこれまでのウィルスを運ぶ手法では、正常な遺伝子を導入することはできても、変異遺伝子自体を修復することは不可能だった。
ゲノム配列データから切断部位を決定
そこで研究者らは、まずゲノムの配列の中から、予期しない場所でDNAの切断が起きないように、ゲノム全体で1カ所しかない配列のデータベースを作成し、その情報を基に遺伝子の切断部位を決めた。
3つの中から最も有効な手法を発見
そしてジストロフィンタンパク質の機能を取り戻すため、Exon 45 skipping、Reading frame shift、Exon 44 knock-inという3つの手法を試し、患者のiPS細胞を遺伝子操作した。
その結果、Exon 44 knock-inが最も効果的なアプローチであることを突き止めた。
正常なタンパク質が発現
さらに多くの解析により、最も遺伝子変異の少ないクローンを選んだ。
最後にそのiPS細胞を骨格筋細胞へと分化させたところ、正常なタンパク質が発現していることが確認された。
つまり変異を起こし、病気を誘発していた遺伝子を修復させることに成功した。
しかも画期的だったのは、ヒトゲノム情報から配列データを抽出することで、予想外の変異導入がほとんどなく、狙った個所だけを修復できたこと。
もっとも研究者らによれば、今後の治療に結びつけるためには、修復したIPS細胞から、移植に適した細胞を作製するなど、多くの課題が残されているという。
しかしこの手法は、将来の遺伝子治療の新しい枠組みになると期待されている。
- 367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/22(水) 22:09:37.55
- 藤森乙
- 368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/22(水) 23:01:39.54
- >>367
明らかに嘘の話だろ
汚れ安田美沙子ヲタ
参照
>>227>>228
- 369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/23(木) 02:17:53.34
- 脳の記憶容量を変えることは可能だろうか。そんな疑問に対し、恐らく将来は可能になるかもしれない、とする研究結果がもたらされた。
脳細胞と記憶のメカニズムを調査
研究を行ったのは、マッギル大学のキース・ムライ博士と研究チーム。彼らはマウスを使い、脳細胞同士の結びつきの変化が、どのように新しい記憶を生み出すのかを調べた。
あるタンパク質の抑制が記憶をもたらす
すでに以前の研究から、脳が記憶を蓄えるには、新しい分子の生産が必要なことが、明らかにされている。
逆に言えばこのことは、分子を制限するタンパク質を、脳が持っていることを示している。そしてこの働きが抑制される時、脳は新しい情報を蓄えることができる。
生産を抑制するFXR1P
これらの前提を踏まえつつ研究を進めた結果、研究者たちはFXR1P(Fragile X related protein 1)というタンパク質が、新たな記憶に必要な分子の生産を、抑制していることを突き止めた。
つまりFXR1Pが脳から取り除かれた場合、新しい分子が次々と生産され、脳細胞と相関関係にあるものとの結びつきが強まり、記憶力を改善させることが判明した。
将来は病気によって記憶力を操作
キース・ムライ博士はScienceDailyの中で次のように語った。
「この分野の研究は興味深い。このFXR1Pをコントロールするものが突き止められたら、脳の活動や柔軟性を変えることができるかもしれない。例えば自閉症なら脳の活動を下げたり、アルツハイマーなら、活動を高めたりすることが可能になるかもしれない」
このFXR1Pというタンパク質をうまく操作することによって、近い将来、さまざまな脳の病気に苦しむ人々の生活が、改善されることを望む。
- 370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/23(木) 02:19:15.94
- 単三乾電池の寿命が800%になるガジェットが、今年中に発売される予定だ。日本の小売店では販売されないが、ネットで入手可能。
シリコンバレーのベンチャー企業が開発
そのガジェットの名は「Batteriser(バッテライザー)」。米国シリコンバレーのベンチャー企業が開発したものだ。
見かけは厚さ0.1mmの金属板。これを装着した単三電池を電気製品に入れて使うと、電池の寿命が最高で8倍になるという。
Batteriser
電圧を上げるブースターの役割
寿命を8倍にもできるのは、実は不思議でもなんでもない。
一般の単三電池の電圧は1.5V(ボルト)だが、現代の多くのハイテク製品は、電池が消耗して1.35V〜1.4V程度にまで電圧が下がると自動的に「電池切れ」と判断し、その電池は使えなくなってしまう。
ところが、この時点で、電池の中には(電圧は低いながらも)まだまだパワーが残っているのだ。
「Batteriser」は、落ちてしまった電圧を上げるブースターの役割をする。残ったパワーを集めて、電圧を1.5Vにする。その結果、実験によれば、従来の約5倍から8倍も長い時間使えるようになるとのことだ。
米国で特許取得済み
減ってしまった電池の電圧を上げる技術そのものは、珍しいものではい。そのための装置はすでにいろいろある。だが、それを0.1mmの薄さにした点は「Batteriser」ならではのものだ。
この薄型化の技術で「Batteriser」は特許を取得している。
Batteriser
今年中に発売予定
開発元のBATTEROO社は、今年中にクラウドファンディングサイト「Indiegogo」で製品化のための資金集めを開始、12月には一般売りを開始する予定だ。価格は4個(枚)セットで10ドル(約1,250円)とのこと。
- 371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/23(木) 15:02:17.20
- 芸人便器でヘビースモーカーの堀北真希
- 372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2015/07/23(木) 16:39:33.34
- 知ってた
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